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JCRRAG_014301
国語
その後の白はどうなったか?それは一々話さずとも、いろいろな新聞に伝えられています。おおかたどなたも御存じでしょう。度々危うい人命を救った、勇ましい一匹の黒犬のあるのを。また一時『義犬』という活動写真が流行したことを。あの黒犬こそ白だったのです。しかしまだ不幸にも御存じのない方がいれば、どうか下に引用した新聞の記事を読んで下さい。 東京日日新聞。昨十八日(五月)午前八時四十分、奥羽線上り急行列車が田端駅付近の踏切を通過する際、踏切番人の過失により、田端一二三会社員柴山鉄太郎の長男実彦(四歳)が列車の通る線路内に立ち入り、危く轢死を遂げようとした。その時、たくましい黒犬が一匹、稲妻のように踏切へ飛びこみ、目前に迫った列車の車輪から、見...
新聞に載った、白が助けた人数を教えてください。
白が助けた人数は、 「柴山鉄太郎の長男実彦」 「エドワード・バークレエ氏」 「第一高等学校の生徒三名」 「名古屋市長の令息の武矩」 の6人です。
JCRRAG_014302
国語
「伊作の足は、なんて早いんだ」 と多助は太郎右衛門に言いました。 「ああいう男は、坂の下で一服やってる頃だろうな。」 と太郎右衛門は笑いながら答えました。 多助と太郎右衛門が、峠を越して平原の見えるところまで来た時、坂の下の方で伊作が一生懸命に二人の方を見て、手を振っているのが、見えました。 「どうしたんだ? 伊作が、俺を呼んでるな。」 と多助が言いました。太郎右衛門も顔をしかめて坂の下を見下しました。 「早く来い、早く来い……面白いものが落っこちてるぞ!」 という伊作の声が聞こえて来ました。 「面白いものが落っこってるよ。」 と多助は、笑いながら言うと、太郎右衛門も大きな口を開けて笑いました。 「伊作の拾うも...
伊作と太郎右衛門の、赤ちゃんの扱いの違いを教えてください。
伊作は赤ちゃんが泣くのも耳に入らないと言うように、その財布を取り上げるとその中から小判が三十枚出て来ました。 「この金は、おれが預かることにするわ。」と伊作は赤ちゃんを無視して小判をさっさと自分の腹へ巻きつけようとしたので、それを見た多助は大変に怒って、伊作とけんかを始めました。伊作は仕方がないので、小判を十枚多助に渡しました。そして太郎右衛門には五枚だけ渡して、「お前に子供がいなんだから、この赤ちゃんを育てたらいいんじゃないか。」と言いました。 一方、太郎右衛門は伊作に向かって、「おれは赤ちゃんが不憫だからつれて行くが、金が欲しくて赤ちゃんをつれて行くわけじゃない」と言ってどうしても金を受け取りませんでした。
JCRRAG_014303
国語
「そんなわけにも行くまいぜ。困ったな、どこか栗の木の下に撒こう。あ、うまい、こいつはうまい。栗の木だ。こいつから落ちたということにすりゃいいな。ああ助かった。おい、ここへ沢山まいておこう。」 「もちろんだよ。」 それからパラッパラッと栗の実が栗の木の幹にぶつかったりはね落ちたりする音がしばらくしました。私どもは思わず顔を見合わせました。もう大丈夫、役人どもは私たちを殺しに来たのでもなく、私どものいることさえも知らないことがわかったのです。まるで世界が明るくなったように思いました。 にげるならいまのうちだと私たちは二人一緒に思ったのです。その証拠に私たちはちょっと眼を見合わせたらもう立ちあがっていました。それからそおっと萱をわけ...
役人が立ち去ろうとした私と慶次郎を呼び止めたのはなぜですか。
きのこがただある場所を教えて欲しかったからです。
JCRRAG_014304
国語
むかし、花のき村に、五人組の盗人がやって来ました。 それは、若竹が、あちこちの空に、かぼそく、ういういしい緑色の芽をのばしている初夏のひるで、松林では松蝉が、ジイジイジイイと鳴いていました。 盗人たちは、北から川に沿ってやって来ました。花のき村の入り口のあたりは、すかんぽやうまごやしの生えた緑の野原で、子供や牛が遊んでおりました。これだけを見ても、この村が平和な村であることが、盗人たちにはわかりました。そして、こんな村には、お金やいい着物を持った家があるに違いないと、もう喜んだのでありました。 川は藪の下を流れ、そこにかかっている一つの水車をゴトンゴトンとまわして、村の奥深くはいっていきました。 藪のところまで来ると、盗人の...
かしらはなぜ弟子たちを村の偵察に送り出したのか。
かしらは弟子たちを使って、盗みの準備をするため。
JCRRAG_014305
国語
その大陸は、飛島の国王に属していて、バルニバービといわれています。首府はラガードと呼ばれています。 私は地上におろされて、とにかく満足でした。服装は飛島のと同じだし、彼等の言葉も、私はよくわかっていたので、何の気がかりもなく、町の方へ歩いて行きました。私は飛島の人から紹介状をもらっていましたので、それを持って、ある偉い貴族の家を訪ねて行きました。すると、その貴族は、彼のやしきの一室を、私に貸してくれて、非常に厚くもてなしてくれました。 翌朝、彼は、私を馬車に乗せて、市内見物につれて行ってくれました。街はロンドンの半分くらいですが、家の建て方が、ひどく奇妙で、そして、ほとんど荒れ放題になっているのです。街を通る人は、みな急ぎ足で、...
横一列で歩いている六人の集団のうち、数が多いほうの性別を教えてください。
横一列で歩いている六人の集団のうち、数が多いほうの性別は男で四人です。
JCRRAG_014306
国語
その後の白はどうなったか?それは一々話さずとも、いろいろな新聞に伝えられています。おおかたどなたも御存じでしょう。度々危うい人命を救った、勇ましい一匹の黒犬のあるのを。また一時『義犬』という活動写真が流行したことを。あの黒犬こそ白だったのです。しかしまだ不幸にも御存じのない方がいれば、どうか下に引用した新聞の記事を読んで下さい。 東京日日新聞。昨十八日(五月)午前八時四十分、奥羽線上り急行列車が田端駅付近の踏切を通過する際、踏切番人の過失により、田端一二三会社員柴山鉄太郎の長男実彦(四歳)が列車の通る線路内に立ち入り、危く轢死を遂げようとした。その時、たくましい黒犬が一匹、稲妻のように踏切へ飛びこみ、目前に迫った列車の車輪から、見...
第一高等学校の生徒三名が暴風雨によって奪われた品物の種類の数を教えてください。
第一高等学校の生徒三名が暴風雨によって奪われた品物の種類の数は2で、 「テント」、「糧食」です。
JCRRAG_014307
国語
むかし、むかし、丹後の国水の江の浦に、浦島太郎というりょうしがいました。 浦島太郎は、毎日つりざおをかついでは海へ出かけて、たいや、かつおなどのおさかなをつって、おとうさんおかあさんをやしなっていました。 ある日、浦島はいつものとおり海へ出て、一日おさかなをつって、帰ってきました。途中、六人の子どもが往来にあつまって、がやがやいっていました。何かとおもって浦島がのぞいてみると、小さいかめの子を一ぴきつかまえて、棒でつついたり、石でたたいたりして、さんざんにいじめているのです。 浦島は見かねて、 「まあ、そんなかわいそうなことをするものではない。いい子だから」 と、とめました。 突然年上の男に注意されたので、やめようとした...
浦島が子供たちにかめをいじめるのをやめろと言った時の、子供たちの反応の違いを教えてください。
浦島は海へ出て、おさかなをつって、帰ってくる途中に、六人の子どもが往来にいました。何かとおもって浦島がのぞいてみると、小さいかめの子をいじめているのです。浦島は見かねて、いじめるのをとめました。突然年上の男に注意されたので、やめようとしたおとなしめな子供もいました。 一方、子供たちの中でもけんかっ早そうな子達は、「なんだい。なんだい、かまうもんかい」といいながら、またかめの子を、あおむけにひっくりかえして、足でけったり、砂のなかにうずめたりしました。
JCRRAG_014308
国語
むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんがいつも畑に出て働いていますと、裏の山から一匹の古だぬきが出てきて、おじいさんがせっかく丹精をしてこしらえた畑のものを荒らした上に、どんどん石ころや土くれをおじいさんのうしろから投げつけました。おじいさんがおこって追っかけてくると、すばやく逃げて行ってしまいます。しばらくするとまたやって来て、あいかわらずいたずらをしました。おじいさんも困りきって、わなをかけておきますと、ある日、たぬきはとうとうそのわなにかかりました。 おじいさんはおどり上がってよろこびました。 「ああいい気分だ。とうとうつかまえてやった。」 こう言って、たぬきの四つあしをしばって、うち...
おばあさんがたぬきの縄を解いたのはなぜか。
たぬきがあんまりしつこく、殊勝らしくたのむからです。
JCRRAG_014309
国語
「どうだ、村の中の様子は。」 とかしらがききました。 「へえ、すばらしいですよ、かしら。ありました、ありました。」 「何が。」 「大きい家がありましてね、そこの飯炊き釜は、まず三斗ぐらいは炊ける大釜でした。あれはえらい銭になります。それから、お寺に吊ってあった鐘も、なかなか大きなもので、あれをつぶせば、まず茶釜が五十はできます。なあに、あっしの眼に狂いはありません。嘘だと思うなら、あっしが造って見せましょう。」 「馬鹿馬鹿しいことに威張るのはやめろ。」 とかしらは弟子を叱りつけました。 「きさまは、まだ釜師根性がぬけんからだめだ。そんな飯炊き釜や吊り鐘などばかり見てくるやつがあるか。それに何だ、その手に持っている、穴の...
かしらはどのような基準で村の価値を判断しているか。
かしらは村の財産の有無や防犯の甘さを基準に、盗みに適した場所かどうかを判断している。
JCRRAG_014310
国語
ちょうど、車が停まったところに、この国で一番大きい神社がありました。ここは前に、何か不吉なことがあったので、今では祭壇も取り除かれて、中はすっかり空っぽになっていました。この建物の中に、この私を入れることになったのです。北に向いた門の高さが四フィート、幅は二フィート、ここから、私は入り込むことができます。私の左足は、錠前でとめられ、左側の窓のところに、鎖でつながれました。 この神社の向側に見える塔の上から、皇帝は臣下と一緒に、この私を御見物になりました。なんでも、その日、私を見物するために、十万人以上の人出があったということです。それに、番人がいても、梯子をつたって、この私の身体にのぼった連中が、男は六千人、女は四千人ぐらいはいま...
梯子をつたって、この私の身体にのぼった人たちの中で数が多い性別を教えてください。
梯子をつたって、この私の身体にのぼった人たちの中で数が多い性別は男で六千人です。
JCRRAG_014311
国語
ある秋の真夜中です。体も心も疲れ切った白は主人の家へ帰って来ました。もちろんお嬢さんや坊ちゃんはとっくに寝床へはいっています。いや、今は誰一人起きているものもありません。ひっそりした裏庭の芝生の上にも、ただ高い棕櫚の木の梢に白い月が一輪浮んでいるだけです。白は昔の犬小屋の前で、露に濡れた体を休めました。それから寂しい月を相手に、こういうひとりごとを始めました。 「お月様! お月様! わたしは黒君を見殺しにしました。わたしの体がまっ黒になったのも、そのせいかと思っています。しかしわたしはお嬢さんや坊ちゃんにお別れ申してから、あらゆる危険と戦って来ました。それは一つには何かの拍子に煤よりも黒い体を見ると、臆病を恥じる気が起こったからで...
白が、黒いわたしを殺すためにやった行為の数を教えてください。
白が、黒いわたしを殺すためにやった行為の数は2で、 「火の中へ飛びこんだ」 「狼と戦ったりした」 です。
JCRRAG_014312
国語
まもなく、かめはまた出てきて、 「さあ、こちらへ」 と、浦島を御殿のなかへ案内しました。たいや、ひらめやかれいや、おさかなが、ものめずらしそうな目で見ているなかをとおって、はいって行きますと、乙姫さまがおおぜいの腰元をつれて、お迎えに出てきました。やがて乙姫さまについて、浦島はずんずん奥へとおって行きました。めのうの天井にさんごの柱、廊下にはるりがしきつめてありました。こわごわその上をあるいて行きますと、どこからともなくいいにおいがして、たのしい楽の音がきこえてきました。 やがて、水晶の壁に、いろいろの宝石をちりばめた大広間にとおりますと、 「浦島さん、ようこそおいでくださいました。先日はかめのいのちをお助けくださいまして、...
竜宮にある東の戸と西の戸を開けた先の、景色の違いを教えてください。
乙姫さまは、まず東の戸をあけました。そこには春のけしきが、いちめん、ぼうっとかすんだなかに、さくらの花が、うつくしい絵のように咲き乱れていました。あおあおとしたやなぎの枝が風になびいて、そのなかで小鳥が鳴いたり、ちょうちょうが舞ったりしていました。 そして西の戸をおあけになりました。そこは秋のけしきで花壇のなかには、黄ぎく、白ぎくが咲き乱れて、ぷんといいかおりを立てていました。むこうを見ると、かっともえ立つようなもみじの林の奥に、白い霧がたちこめていて、しかのなく声がかなしくきこえていました。
JCRRAG_014313
国語
それからまもなく、またくらしがこまって、どうにもならなくなりました。子どもたちは、ある晩、おかあさんが寝床のなかでおとうさんにむかって、こういっているのをききました。 「また、なにもかも食べつくしちまって、あとはパンが半切れ残ってるだけだよ。それを食べちまえば、もうおしまいさ。どうしたって、子どもたちを追っぱらうよりほかないよ。こんどは、どうしてもかえり道がわからないように、もっと森のおくまでつれていこうよ。そうでもしなくっちゃ、わたしたちはたすかりようがないもの。」 おとうさんのほうはひどく心配して、 (それなら、おれのさいごのぶんは、子どもたちとわけて食べるほうがましだ。) と、思いました。 ところが、おかあさんは木こ...
なぜヘンゼルがおとしておいたパンくずはどこにも見あたりませんでしたか。
森や野原をとびまわっている、何千ともしれない鳥たちが、きれいにひろってしまったからです。
JCRRAG_014314
国語
次にかえって来たのは、少年の角兵衛でありました。角兵衛は、笛を吹きながら来たので、まだ藪の向こうで姿の見えないうちから、わかりました。 「いつまで、ヒャラヒャラと鳴らしておるのか。盗人はなるべく音をたてぬようにしておるものだ。」 とかしらは叱りました。角兵衛は吹くのをやめました。 「それで、きさまは何を見て来たのか。」 「川についてどんどん行きましたら、花菖蒲を庭いちめんに咲かせた小さい家がありました。」 「うん、それから?」 「その家の軒下に、頭の毛も眉毛もあごひげもまっしろな爺さんがいました。」 「うん、その爺さんが、小判のはいった壺でも縁の下に隠していそうな様子だったか。」 「そのお爺さんが竹笛を吹いておりまし...
角兵衛はなぜ盗人としての役割を果たせなかったのか。
角兵衛は笛の音などに気を取られ、盗人としての行動をまったくとらなかったから。
JCRRAG_014315
国語
グラムダルクリッチと私には馬車が許されたので、これに乗って、市内見物に出たり、店屋に行ったものです。私はいつも箱のままつれて行かれるのですが、街の家々や人々がよく見えるように、彼女はたびたび、私を取り出して手の上に乗せてくれました。ある日、たまたび馬車をある店先に停めると、それを見て乞食の群が、一せいに馬車の両側に集って来ました。これは実にものすごい光景でした。男は十人、女は十二人はいました。だが何よりたまらなかったのは、彼らの着物を這いまわっている虱でした。それがちょうど、あのヨーロッパの虱を顕微鏡で見るときよりも、もっとはっきり肉眼で見えます。そして、あの豚のように嗅ぎまわっている鼻など、こんなものを見るのは、はじめてでした。 ...
乞食の群の中で、人数が多いほうの性別を教えてください。
乞食の群の中で、人数が多いほうの性別は女で十二人です。
JCRRAG_014316
国語
むかし、摂津国の難波という所に、夫婦の者が住んでおりました。子供が一人も無いものですから、住吉の明神さまに、お参りをしては、 「どうぞ子供を一人おさずけ下さい。それは指ほどの小さな子でもよろしゅうございますから。」 と一生懸命にお願い申し上げました。 すると間もなく、おかみさんは身持ちになりました。 「わたしどものお願いがかなったのだ。」 と夫婦はよろこんで、子供の生まれる日を、今日か明日かと待ちかまえていました。 やがておかみさんは小さな男の赤ちゃんを生みました。ところがそれがまた小さいといって、ほんとうに指ほどの大きさしかありませんでした。 「指ほどの大きさの子供でも、と申し上げたら、ほんとうに指だけの子供を明神さ...
一寸法師が生まれて家族は何人になりましたか。
一寸法師が生まれて家族は3人になりました。
JCRRAG_014317
国語
むかし、スイスの国に、ひとりの年をとった伯爵が住んでおりました。伯爵にはむすこがひとりしかいませんでしたが、そのむすこはばかで、なにひとつおぼえることができないありさまでした。 そこで、あるとき、おとうさんがいいました。 「これ、せがれ、わしはおまえの頭になにひとついれてやることができん。そこで、こんどはひとつ、わしの思っていることをやってみたい。おまえはこの土地をはなれなければいかん。つまり、わしはおまえを、ある名高い先生にあずけようと思うのだ。その先生が、おまえをなんとかしてくださるだろう。」 こうして、若者は知らない町にやられて、その先生のところにまる一年おりました。一年たって、むすこはかえってきました。そこで、おとうさ...
ばかむすこが、名高い先生と、べつの先生でおしえてもらったことばの違いを教えてください。
伯爵にはむすこがひとりしかいませんでしたが、そのむすこはばかで、なにひとつおぼえることができないありさまでした。伯爵は名高い先生のところへむすこをまる一年やりました。一年たって、むすこはかえってきました。そこで、むすこは犬のことばをおぼえてかえってきました。 また、伯爵はべつの先生にむすこをやっぱり一年やりました。むすこは鳥のことばをおぼえてかえってきました。
JCRRAG_014318
国語
むかし、あるところに、夫婦が住んでおりました。ふたりは、長い年月のあいだ、子どもをひとりほしいと思っていましたが、どうしてもさずかりませんでした。けれども、ようやく神さまがその願いをかなえてくださりそうなようすが、おかみさんにみえてきました。 この夫婦のうちのうしろがわには、小さな窓がありました。その窓からは、世にも美しい花や野菜がいっぱい植えられている、きれいな庭が見えました。けれども、その庭は高いへいにとりかこまれていました。しかも、その庭は、たいへんな勢力をもっていて、世間の人たちからおそれられている、ある魔法使いのばあさんのものでしたから、だれひとりそのなかへ入っていこうとするものはありませんでした。 ある日のこと、おか...
おかみさんはうちの裏の庭のラプンツェルを食べたらどうなりましたか。
つぎの日になると、おかみさんはこんどは、まえの日の三倍もそれがほしくてたまらなくなってしまいました。
JCRRAG_014319
国語
とつぜん、 「ぬすとだッ。」 「ぬすとだッ。」 「そら、やっちまえッ。」 という、おおぜいの子供の声がしました。子供の声でも、こういうことを聞いては、盗人としてびっくりしないわけにはいかないので、かしらはひょこんと跳びあがりました。そして、川にとびこんで向こう岸へ逃げようか、藪の中にもぐりこんで、姿をくらまそうか、と、とっさのあいだに考えたのであります。 しかし子供達は、縄切れや、おもちゃの十手をふりまわしながら、あちらへ走っていきました。子供達は盗人ごっこをしていたのでした。 「なんだ、子供達の遊びごとか。」 とかしらは張り合いがぬけていいました。 「遊びごとにしても、盗人ごっことはよくない遊びだ。いまどきの子供は...
かしらがぼけんとしているあいだに持たされてしまった動物は、どんな様子でしたか。
かしらがぼけんとしているあいだに持たされてしまった動物は、たいそうおとなしく、ぬれたうるんだ大きな眼をしばたたきながら、かしらのそばに無心に立っていました。
JCRRAG_014320
国語
グラムダルクリッチと私には馬車が許されたので、これに乗って、市内見物に出たり、店屋に行ったものです。私はいつも箱のままつれて行かれるのですが、街の家々や人々がよく見えるように、彼女はたびたび、私を取り出して手の上に乗せてくれました。ある日、たまたび馬車をある店先に停めると、それを見て乞食の群が、一せいに馬車の両側に集って来ました。これは実にものすごい光景でした。男は十人、女は十二人はいました。だが何よりたまらなかったのは、彼らの着物を這いまわっている虱でした。それがちょうど、あのヨーロッパの虱を顕微鏡で見るときよりも、もっとはっきり肉眼で見えます。そして、あの豚のように嗅ぎまわっている鼻など、こんなものを見るのは、はじめてでした。 ...
乞食の群の中で、人数が多いほうの性別を教えてください。
乞食の群の中で、人数が多いほうの性別は女で十二人です。
JCRRAG_014321
国語
一寸法師は十六才になりました。ある日一寸法師は、おとうさんとおかあさんの前へ出て、 「どうかわたくしにお暇をください。」 といいました。おとうさんはびっくりして、 「なぜそんなことをいうのだ。」 と聞きました。一寸法師はとくいらしい顔をして、 「これから京都へ上ろうと思います。」 といいました。 「京都へ上ってどうするつもりだ。」 「京都は天子さまのいらっしゃる日本一の都ですし、おもしろいしごとがたくさんあります。わたくしはそこへ行って、運だめしをしてみようと思います。」 そう聞くとおとうさんはうなずいて、 「よしよし、それなら行っておいで。」 と許してくださいました。 一寸法師は大へんよろこんで、さっそく旅...
一寸法師が旅の支度で用意した物の数を教えてください。
一寸法師が旅の支度で用意した物の数は4で、 「ぬい針」 「麦わらでこしらえた柄とさや」 「新しいおわんのお舟」 「新しいおはしのかい」 です。
JCRRAG_014322
国語
家来たちは、若者をつれだしはしましたが、いざ殺すとなると、かわいそうで、とてもそんなことはできません。で、そのまま、若者をにがしてやりました。そのかわり、家来たちは子ジカの舌、子ジカの目を切りとって、それをむすこを殺した証拠の品として、伯爵のところへもってかえりました。 そこで、若者は旅にでかけました。しばらくして、とあるお城のまえにきましたので、ひと晩の宿をたのみました。 「よろしい。」 と、そのお城の城主がいいました。 「あの下の古い塔のなかで、夜をあかすつもりがあるなら、あそこへいきなさい。だが、そのまえに注意しておくが、命はないものと思いなさい。というのは、あの塔のなかには、山犬がいっぱいいて、ひっきりなしにほえたり...
山犬の群れに人間が行ったときと、若者が行った時の違いを教えてください。
若者は旅にでかけた先で、とあるお城のまえにきましたので、ひと晩の宿をたのみました。 城主は塔の中に入れと言いましたが、塔には山犬がいっぱいいて、きまった時間ごとに人間をひとりずつ塔にいれていて、たちまち山犬どもは人間をくいつくしてしまい、そのためにこの国はこまりきっていました。 若者はすこしもおそれるようすもなく、犬にやるものをくれとだけ言いました。そして若者が食べ物をもって塔のなかへはいっていくと、犬どもはほえつくどころか、いかにもうれしそうにしっぽをふりながら、まわりによってきて、若者のなげてやるものを食べました。こうして、若者にはなんの害もくわえませんでした。
JCRRAG_014323
国語
十日ほどたって、ごんが、弥助というお百姓の家の裏を通りかかりますと、 そこの、いちじくの木のかげで、弥助の家内が、おはぐろをつけていました。 鍛冶屋の新兵衛の家のうらを通ると、新兵衛の家内が髪をすいていました。 ごんは、 「ふふん、村に何かあるんだな」と、思いました。 「何なんだろう、秋祭かな。祭なら、太鼓や笛の音がしそうなものだ。それに第一、お宮にのぼりが立つはずだが」 こんなことを考えながらやって来ると、いつの間にか、表に赤い井戸のある、兵十の家の前へ来ました。その小さな、こわれかけた家の中には、大勢の人があつまっていました。よそいきの着物を着て、腰に手拭いをさげたりした女たちが、表のかまどで火をたいています。大きな...
ごんが兵十の家で葬式が始まると思ったのはなぜですか。
兵十が白いかみしもをつけて位牌をささげてるから。
JCRRAG_014324
国語
「これで弟子たちに自慢ができるて。きさまたちが馬鹿づらさげて、村の中をあるいているあいだに、わしはもう牛の仔をいっぴき盗んだ、といって。」 そしてまた、くッくッくッと笑いました。あんまり笑ったので、こんどは涙が出て来ました。 「ああ、おかしい。あんまり笑ったんで涙が出て来やがった。」 ところが、その涙が、流れて流れてとまらないのでありました。 「いや、はや、これはどうしたことだい、わしが涙を流すなんて、これじゃ、まるで泣いてるのと同じじゃないか。」 そうです。ほんとうに、盗人のかしらは泣いていたのであります。――かしらは嬉しかったのです。じぶんは今まで、人から冷たい眼でばかり見られて来ました。じぶんが通ると、人々はそら変な...
なぜかしらは、美しい心になっていると感じたのか。
長い間悪い心で生きてきたが、人に信頼されたことで久しぶりに善意を感じたから。
JCRRAG_014325
国語
その大陸は、飛島の国王に属していて、バルニバービといわれています。首府はラガードと呼ばれています。 私は地上におろされて、とにかく満足でした。服装は飛島のと同じだし、彼等の言葉も、私はよくわかっていたので、何の気がかりもなく、町の方へ歩いて行きました。私は飛島の人から紹介状をもらっていましたので、それを持って、ある偉い貴族の家を訪ねて行きました。すると、その貴族は、彼のやしきの一室を、私に貸してくれて、非常に厚くもてなしてくれました。 翌朝、彼は、私を馬車に乗せて、市内見物につれて行ってくれました。街はロンドンの半分くらいですが、家の建て方が、ひどく奇妙で、そして、ほとんど荒れ放題になっているのです。街を通る人は、みな急ぎ足で、...
横一列で歩いている六人の集団のうち、数が少ないほうの性別を教えてください。
横一列で歩いている六人の集団のうち、数が少ないほうの性別は女で二人です。
JCRRAG_014326
国語
一寸法師は十六才になりました。ある日一寸法師は、おとうさんとおかあさんの前へ出て、 「どうかわたくしにお暇をください。」 といいました。おとうさんはびっくりして、 「なぜそんなことをいうのだ。」 と聞きました。一寸法師はとくいらしい顔をして、 「これから京都へ上ろうと思います。」 といいました。 「京都へ上ってどうするつもりだ。」 「京都は天子さまのいらっしゃる日本一の都ですし、おもしろいしごとがたくさんあります。わたくしはそこへ行って、運だめしをしてみようと思います。」 そう聞くとおとうさんはうなずいて、 「よしよし、それなら行っておいで。」 と許してくださいました。 一寸法師は大へんよろこんで、さっそく旅...
強風や雨による水かさ増量の際、おわんの舟がたびたびひっくり返りそうになりましたが、どのような類の場所に舟を止めて休んだか、挙げられている例の数を教えてください。
おわんの舟がたびたびひっくり返りそうになった際、休んだ場所として挙げられている例の数は2で、「石垣の間」、「橋ぐいの陰」です。
JCRRAG_014327
国語
けれども、女の子は、まい日まい日、そのことばかり気にして、なんとかしてにいさんたちをたすけだして、もういちど、もとのようなすがたにしてあげなければならない、と思っていました。 女の子は、もうじっとしていられなくなりました。だれにも気づかれないように、こっそりと家をぬけだして、ひろい世のなかへでていきました。にいさんたちを見つけだして、たとえどんなことをしてでも、自由にしてあげようというつもりなのです。 女の子は、ほんのわずかのものしかもっていきませんでした。おとうさんとおかあさんの思い出に小さな指輪をひとつ、それから、おなかがへったときのためにパンをひとかたまり、のどがかわいたときのために小さいつぼに水を一ぱい、それに、くたびれ...
女の子の前に現れた、お日様とお月様の違いを教えてください。
女の子は、どこまでもどこまでも、歩いていきました。とうとう、世界のはてまできてしまいました。そこで、お日さまのところへいきましたが、お日さまはとってもあついし、それに、こわくてたまりません。だって、小さな子どもを、がつがつ食べてしまうんですもの。 そして女の子は、あわててそこをにげだして、お月さまのところへかけていきました。ところが、お月さまはつめたすぎて、ざんこくで、おまけに、いじわるでした。お月さまは女の子に気がつきますと、「人間の肉くさいぞ、人間の肉くさいぞ。」と、いうほどでした。
JCRRAG_014328
国語
「かしら、ただいま戻りました。おや、この仔牛はどうしたのですか。ははア、やっぱりかしらはただの盗人じゃない。おれたちが村を探りにいっていたあいだに、もうひと仕事しちゃったのだね。」 釜右衛門が仔牛を見ていいました。かしらは涙にぬれた顔を見られまいとして横をむいたまま、 「うむ、そういってきさまたちに自慢しようと思っていたんだが、じつはそうじゃねえのだ。これにはわけがあるのだ。」 といいました。 「おや、かしら、涙……じゃございませんか。」 と海老之丞が声を落としてききました。 「この、涙てものは、出はじめると出るもんだな。」 といって、かしらは袖で眼をこすりました。 「かしら、喜んで下せえ、こんどこそは、おれたち四人...
「おや、かしら、涙……じゃございませんか。」と声を落としてきいた人物は、どこの錠をよくしらべましたか。
「おや、かしら、涙……じゃございませんか。」と声を落としてきいた人物は、五つの土蔵の錠をよくしらべました。
JCRRAG_014329
国語
ちょうど、車が停まったところに、この国で一番大きい神社がありました。ここは前に、何か不吉なことがあったので、今では祭壇も取り除かれて、中はすっかり空っぽになっていました。この建物の中に、この私を入れることになったのです。北に向いた門の高さが四フィート、幅は二フィート、ここから、私は入り込むことができます。私の左足は、錠前でとめられ、左側の窓のところに、鎖でつながれました。 この神社の向側に見える塔の上から、皇帝は臣下と一緒に、この私を御見物になりました。なんでも、その日、私を見物するために、十万人以上の人出があったということです。それに、番人がいても、梯子をつたって、この私の身体にのぼった連中が、男は六千人、女は四千人ぐらいはいま...
梯子をつたって、この私の身体にのぼった人たちの中で数が少ない方の性別を教えてください。
梯子をつたって、この私の身体にのぼった人たちの中で数が少ない方の性別は女で四千人です。
JCRRAG_014330
国語
一寸法師は十六才になりました。ある日一寸法師は、おとうさんとおかあさんの前へ出て、 「どうかわたくしにお暇をください。」 といいました。おとうさんはびっくりして、 「なぜそんなことをいうのだ。」 と聞きました。一寸法師はとくいらしい顔をして、 「これから京都へ上ろうと思います。」 といいました。 「京都へ上ってどうするつもりだ。」 「京都は天子さまのいらっしゃる日本一の都ですし、おもしろいしごとがたくさんあります。わたくしはそこへ行って、運だめしをしてみようと思います。」 そう聞くとおとうさんはうなずいて、 「よしよし、それなら行っておいで。」 と許してくださいました。 一寸法師は大へんよろこんで、さっそく旅...
京都の町でひっきりなしに通っている物の数を教えてください。
京都の町でひっきりなしに通っている物の数は2で、 「馬」 「車」 です。
JCRRAG_014331
国語
むかしむかし、あるところに、王さまとお妃さまがおりました。ふたりはたいそうなかよくくらしていました。十二人のお子さんがいましたが、みんなそろいもそろって男の子ばかりでした。 さて、あるとき、王さまとお妃さまに天からのお告げが来ました。 「こんど生まれる子どもが、もし女の子だったら、十二人の男の子はみんな殺してしまえ。そして、その女の子の財産がたくさんになって、この国がその子だけのものになるようにしてやるがよい。」 王さまは、そのお告げを聞いて、ほんとうに、十二のお棺までもこしらえさせました。そのなかには、すでにかんなくずもつめてあって、ひとつひとつに、死人のための小さなまくらまでもいれてありました。王さまはこれをひとつのへやに...
天からのお告げを聞いた王さまとお妃さまの違いを教えてください。
あるとき、十二人のおとこの子がいる王さまとお妃さまに天からのお告げが来ました。「こんど生まれる子どもが、もし女の子だったら、十二人の男の子はみんな殺してしまえ。そして、その女の子の財産がたくさんになって、この国がその子だけのものになるようにしてやるがよい。」王さまは、そのお告げを聞いて、ほんとうに、十二のお棺までもこしらえさせました。 一方、お妃さまは、そのお告げを聞いてからというものは、一日じゅうすわったきりで、かなしみにしずんでおりました。
JCRRAG_014332
国語
たずねて村役人の家へいくと、あらわれたのは、鼻の先に落ちかかるように眼鏡をかけた老人でしたので、盗人たちはまず安心しました。これなら、いざというときに、つきとばして逃げてしまえばいいと思ったからであります。 かしらが、子供のことを話して、 「わしら、その子供を見失って困っております。」 といいました。 老人は五人の顔を見まわして、 「いっこう、このあたりで見受けぬ人ばかりだが、どちらから参った。」 とききました。 「わしら、江戸から西の方へいくものです。」 「まさか盗人ではあるまいの。」 「いや、とんでもない。わしらはみな旅の職人です。釜師や大工や錠前屋などです。」 とかしらはあわてていいました。 「うむ、いや...
かしらが弟子たちの罪を免除しようとしたのはなぜか。
弟子たちはまだ盗みを働いておらず、新しい道を歩ませたかったから。
JCRRAG_014333
国語
グラムダルクリッチと私には馬車が許されたので、これに乗って、市内見物に出たり、店屋に行ったものです。私はいつも箱のままつれて行かれるのですが、街の家々や人々がよく見えるように、彼女はたびたび、私を取り出して手の上に乗せてくれました。ある日、たまたび馬車をある店先に停めると、それを見て乞食の群が、一せいに馬車の両側に集って来ました。これは実にものすごい光景でした。男は十人、女は十二人はいました。だが何よりたまらなかったのは、彼らの着物を這いまわっている虱でした。それがちょうど、あのヨーロッパの虱を顕微鏡で見るときよりも、もっとはっきり肉眼で見えます。そして、あの豚のように嗅ぎまわっている鼻など、こんなものを見るのは、はじめてでした。 ...
乞食の群の中で、人数が少ないほうの性別を教えてください。
乞食の群の中で、人数が少ないほうの性別は男で十人です。
JCRRAG_014334
国語
一寸法師は十六才になりました。ある日一寸法師は、おとうさんとおかあさんの前へ出て、 「どうかわたくしにお暇をください。」 といいました。おとうさんはびっくりして、 「なぜそんなことをいうのだ。」 と聞きました。一寸法師はとくいらしい顔をして、 「これから京都へ上ろうと思います。」 といいました。 「京都へ上ってどうするつもりだ。」 「京都は天子さまのいらっしゃる日本一の都ですし、おもしろいしごとがたくさんあります。わたくしはそこへ行って、運だめしをしてみようと思います。」 そう聞くとおとうさんはうなずいて、 「よしよし、それなら行っておいで。」 と許してくださいました。 一寸法師は大へんよろこんで、さっそく旅...
鳥羽で舟から岸に上がるとすぐにある、にぎやかな京都の町として挙げられている数を教えてください。
鳥羽で舟から岸に上がるとすぐにある、にぎやかな京都の町として挙げられている数は3で、 「五条」、「四条」、「三条」 です。
JCRRAG_014335
国語
こうして、お妃さまが子どもたちのためにおいのりをすませますと、みんなは森へでかけていきました。みんなはかわるがわる見はりにたち、いちばん高い木の上にすわって、塔のほうをながめていました。 十一日たって、ベンジャミンの番になりました。見ると旗があがりました。しかし、それは白い旗ではなくて、赤い血の旗です。みんなが殺されることにきまったというあいずです。にいさんたちはこのことをきくと、かんかんにおこって、いいました。 「ぼくたちは、女の子ひとりのために、死ななければならないっていうのか。ようし、かならずこの復讐はしてやるぞ。女の子は見つけしだい、かたっぱしから赤い血をながさせてやる。」 赤い血の旗を見ても一人冷静だったベンジャミン...
十一人の兄さんたちとベンジャミンの仕事の違いを教えてください。
十二人の兄弟たちは、森のおくへおくへとはいっていきました。そこに魔法をかけられた小さな小屋がたっていました。家のなかには、だれもいませんでした。そこで、みんなはここに住むことにしました。にいさんたちは森のなかへはいって、ウサギだの、野ジカだの、小鳥だの、おすのハトだの、食べられるものはなんでもうって、それをベンジャミンのところにもってきました。 一方、ベンジャミンの仕事は、にいさんがとってきたものを料理して、おにいさんたちのおなかをいっぱいにしてあげることでした。
JCRRAG_014336
国語
闇の夜に、鳴かぬ烏の声聞けば、生れぬ先の父ぞ恋しきということがある。われらがもし史前時代の歴史を研究したいなどとでも言おうものなら、それはあたかも生れぬ前の父を恋しがってみたり、真暗闇の夜に鳴きもせぬ烏の声を尋ねんとするようなもので、歴史家の仕事というよりも、むしろ禅学者の公案にでもした方がよいだろうと言われるかも知れぬ。少くも日本においては、近いころまでいわゆる史前時代の研究は、主として国学者や神道家の仕事として、いわゆる歴史家はあまり構わないものであった。たまに歴史家が下手にそれに手を染めるようなことでもあれば、たちまち飛んでもないお叱りを蒙るというような場合もないではなかった。それもそのはずで、歴史は人間社会の文化の変遷を尋ぬ...
すなわち有史以前の時代であるといわれる時代は日本では何の時代ですか。
すなわち有史以前の時代であるといわれる時代は日本では神の時代です。
JCRRAG_014337
国語
グラムダルクリッチと私には馬車が許されたので、これに乗って、市内見物に出たり、店屋に行ったものです。私はいつも箱のままつれて行かれるのですが、街の家々や人々がよく見えるように、彼女はたびたび、私を取り出して手の上に乗せてくれました。ある日、たまたび馬車をある店先に停めると、それを見て乞食の群が、一せいに馬車の両側に集って来ました。これは実にものすごい光景でした。男は十人、女は十二人はいました。だが何よりたまらなかったのは、彼らの着物を這いまわっている虱でした。それがちょうど、あのヨーロッパの虱を顕微鏡で見るときよりも、もっとはっきり肉眼で見えます。そして、あの豚のように嗅ぎまわっている鼻など、こんなものを見るのは、はじめてでした。 ...
乞食の群の中で、人数が少ないほうの性別を教えてください。
乞食の群の中で、人数が少ないほうの性別は男で十人です。
JCRRAG_014338
国語
一寸法師は十六才になりました。ある日一寸法師は、おとうさんとおかあさんの前へ出て、 「どうかわたくしにお暇をください。」 といいました。おとうさんはびっくりして、 「なぜそんなことをいうのだ。」 と聞きました。一寸法師はとくいらしい顔をして、 「これから京都へ上ろうと思います。」 といいました。 「京都へ上ってどうするつもりだ。」 「京都は天子さまのいらっしゃる日本一の都ですし、おもしろいしごとがたくさんあります。わたくしはそこへ行って、運だめしをしてみようと思います。」 そう聞くとおとうさんはうなずいて、 「よしよし、それなら行っておいで。」 と許してくださいました。 一寸法師は大へんよろこんで、さっそく旅...
一寸法師が大臣のお屋敷の前でどなった回数を教えてください。
一寸法師が大臣のお屋敷の前でどなった回数は3です。
JCRRAG_014339
国語
それからは、お姫さまはベンジャミンといっしょにうちにいて、ベンジャミンのしごとの手つだいをしました。十一人のにいさんたちは森にはいって、けものや、シカや、鳥や、小バトなどをつかまえてきました。これがみんなの食べものになりました。それをいろいろ料理するのが、ベンジャミンの仕事なのです。 妹は煮たきをするたきぎや、野菜がわりにつかう草葉をさがしてきたり、おなべを火にかけたりする仕事をしました。そうして、十一人のにいさんたちがかえってくるころには、いつでも食事ができるようにしておきました。そればかりか、妹はうちのなかをきれいにかたづけたり、寝床に白いきれいな敷布をきちんとかけたりしました。ですから、にいさんたちはいつも満足しきって、妹と...
ベンジャミンと妹の仕事の違いを教えてください。
十一人のにいさんたちは森にはいって、けものや、シカや、鳥や、小バトなどをつかまえてきました。それをいろいろ料理するのが、ベンジャミンの仕事なのです。 一方、妹は煮たきをするたきぎや、野菜がわりにつかう草葉をさがしてきたり、おなべを火にかけたりする仕事をしています。
JCRRAG_014340
国語
学界の進歩は確かに「史」という語の意義をかえている。もとは記録そのものがすなわち史であったが、それが記録によって知ることを得る人間社会の沿革・変遷がすなわち史と呼ばれることとなり、やがては記録以外のものがまた史料として採用せられるようになって、記録のない、いわゆる有史以前の時代の歴史までが研究せられるようになったのである。いわゆる史前時代の研究である。これはシナの「史」という文字の意義の転化ばかりでなく、西洋のヒストリーという語についても同様である。これをわが古代の用例について見るに、わが国において古く史部ふひとべと呼ばれたものは文人部ふみひとべであって、文字ある人々の部族ということであった。なんらいわゆる歴史には関係はない。令制に...
史前時代と有史時代の境界は明確に区別できるのか。
史前時代と有史時代の境界は曖昧であり、時代が重なり合う部分もあるため明確に区別できない。
JCRRAG_014341
国語
その大陸は、飛島の国王に属していて、バルニバービといわれています。首府はラガードと呼ばれています。 私は地上におろされて、とにかく満足でした。服装は飛島のと同じだし、彼等の言葉も、私はよくわかっていたので、何の気がかりもなく、町の方へ歩いて行きました。私は飛島の人から紹介状をもらっていましたので、それを持って、ある偉い貴族の家を訪ねて行きました。すると、その貴族は、彼のやしきの一室を、私に貸してくれて、非常に厚くもてなしてくれました。 翌朝、彼は、私を馬車に乗せて、市内見物につれて行ってくれました。街はロンドンの半分くらいですが、家の建て方が、ひどく奇妙で、そして、ほとんど荒れ放題になっているのです。街を通る人は、みな急ぎ足で、...
たくさんの農夫が、いろいろの道具で地面を掘り返していましたが、より多く使われている農具を教えてください。
たくさんの農夫が、いろいろの道具で地面を掘り返していましたが、より多く使われている農具は鎌で四本です。
JCRRAG_014342
国語
宰相殿はより一層怒って、一寸法師にいいつけて、お姫さまをお屋敷から追い出して、どこかとおい所へ捨てさせました。 一寸法師はとんだことをいい出して、お姫さまが追い出されるようになったので、すっかり気の毒になってしまいました。そこでどこまでもお姫さまのお供をして行くつもりで、まず難波のおとうさんのうちへお連れしようと思って、鳥羽から舟に乗りました。すると間もなく、ひどいしけになって、舟はずんずん川を下って海の方へ流されました。それから風のまにまに吹き流されて、とうとう三日三晩波の上で暮らして、四日に一つの島に着きました。 その島には今まで話に聞いたこともないようなふしぎな花や木がたくさんあって、いったい人が住んでいるのかいないのか、...
打出の小槌で出した物の数を教えてください。
打出の小槌で出した物の数は6で、 「食べきれないほどのごちそう」 「金銀」 「さんご」 「るり」 「めのう」 「大きな舟」 です。
JCRRAG_014343
国語
(あたし、きっと、にいさんたちをたすけてみせるわ。) それから、女の子は歩いていきました。一本の高い木を見つけると、その上にすわって、糸をつむぎはじめました。でも、もちろん、口もきかなければ、わらいもしませんでした。 さて、あるときのこと、ひとりの王様がこの森で狩りをしました。王さまは一ぴきの猟犬をつれていましたが、その犬が女の子ののぼっている木のところへ走ってきて、そのまわりをとびはねては、しきりに木の上にむかってほえたてました。 そこで、王さまが近よってみますと、おどろいたことに、ひたいに金の星をつけた美しいお姫さまが、木の上にすわっているではありませんか。お姫さまのあまりの美しさに、王さまはうっとりとして、じぶんの妃にな...
お妃さまの死刑を前にしての王さまと、王さまのおかあさまの反応の違いを教えてください。
お城の庭で大がかりな火がたかれました。お妃さまが焼き殺されることになったのです。王さまはいまでもなお、お妃さまがかわいくてならなかったのですものから、王さまは二階の窓ぎわに立って、涙をながしながらにこのありさまをながめていました。 一方、王さまのおかあさまはやっかいものを始末できるチャンスに、笑顔をかくしながらもお妃さまのことがかわいそうなふりをしていました。
JCRRAG_014344
国語
学界の進歩は確かに「史」という語の意義をかえている。もとは記録そのものがすなわち史であったが、それが記録によって知ることを得る人間社会の沿革・変遷がすなわち史と呼ばれることとなり、やがては記録以外のものがまた史料として採用せられるようになって、記録のない、いわゆる有史以前の時代の歴史までが研究せられるようになったのである。いわゆる史前時代の研究である。これはシナの「史」という文字の意義の転化ばかりでなく、西洋のヒストリーという語についても同様である。これをわが古代の用例について見るに、わが国において古く史部ふひとべと呼ばれたものは文人部ふみひとべであって、文字ある人々の部族ということであった。なんらいわゆる歴史には関係はない。令制に...
なぜ史前時代の研究は、現代においてより重要になっているのか。
史前時代の研究が、現代においてより重要になっている理由は、記録のない社会にも歴史があると認識されるようになったから。
JCRRAG_014345
国語
ちょうど、車が停まったところに、この国で一番大きい神社がありました。ここは前に、何か不吉なことがあったので、今では祭壇も取り除かれて、中はすっかり空っぽになっていました。この建物の中に、この私を入れることになったのです。北に向いた門の高さが四フィート、幅は二フィート、ここから、私は入り込むことができます。私の左足は、錠前でとめられ、左側の窓のところに、鎖でつながれました。 この神社の向側に見える塔の上から、皇帝は臣下と一緒に、この私を御見物になりました。なんでも、その日、私を見物するために、十万人以上の人出があったということです。それに、番人がいても、梯子をつたって、この私の身体にのぼった連中が、男は六千人、女は四千人ぐらいはいま...
この国で一番大きい神社の、北に向いた門でよりフィートが長いものを教えてください。
この国で一番大きい神社の、北に向いた門でよりフィートが長いものは高さで四フィートです。
JCRRAG_014346
国語
宰相殿はより一層怒って、一寸法師にいいつけて、お姫さまをお屋敷から追い出して、どこかとおい所へ捨てさせました。 一寸法師はとんだことをいい出して、お姫さまが追い出されるようになったので、すっかり気の毒になってしまいました。そこでどこまでもお姫さまのお供をして行くつもりで、まず難波のおとうさんのうちへお連れしようと思って、鳥羽から舟に乗りました。すると間もなく、ひどいしけになって、舟はずんずん川を下って海の方へ流されました。それから風のまにまに吹き流されて、とうとう三日三晩波の上で暮らして、四日に一つの島に着きました。 その島には今まで話に聞いたこともないようなふしぎな花や木がたくさんあって、いったい人が住んでいるのかいないのか、...
一寸法師は鬼に何回のまれましたか。
一寸法師は鬼に2回のまれました。
JCRRAG_014347
国語
白はやっと喘ぎ喘ぎ、主人の家へ帰って来ました。黒塀の下の犬くぐりを抜け、物置小屋を回りさえすれば、犬小屋のある裏庭です。白はほとんど風のように、裏庭の芝生へ駈けこみました。もうここまで逃げて来れば、罠にかかる心配はありません。おまけに青あおした芝生には、幸いお嬢さんや坊ちゃんもボール投げをして遊んでいます。それを見た白の嬉しさは何と言えばいいのでしょう? 白は尻尾を振りながら、一足飛びにそこへ飛んで行きました。 「お嬢さん! 坊ちゃん! 今日は犬殺しにあいましたよ。」 白は二人を見上げると、息もつかずにこういいました。(もっともお嬢さんや坊ちゃんには犬の言葉はわかりませんから、わんわんと聞えるだけなのです。)しかし今日はどうした...
白がやっと家に帰ってきたときの、お嬢さんと坊ちゃんの反応の違いを教えてください。
白はやっと喘ぎ喘ぎ、主人の家へ帰って来ました。それでもお嬢さんや坊ちゃんは顔を見合わせているばかりです。おまけに二人はしばらくすると、この黒い犬はどこの犬なんだろうと言い合いました。白はおどろいて飛び上ったり、はね廻ったりしながら、一生懸命に吠え立てました。お嬢さんはそこに立ちすくんだなり、今にも泣きそうな声を出しました。 一方坊ちゃんは勇敢です。白はたちまち左の肩をぽかりと坊ちゃんの振り下ろしたバットに打たれました。
JCRRAG_014348
国語
幸か不幸かわが国には人類の来り住んだことが遅かったらしい。したがって、もちろんそこに原人などと言われるものの蹟を尋ねてみる面倒もなさそうだ。石器時代遺物・遺蹟の最も古いと思われるものでも、当時の人々は相当他において工芸的進歩をなした後に渡来したものであったことを示している。そこへさらに他の文化を有する人々が渡来して互いに相接触した。さらに海外から新しい文化が輸入された。だんだん松明の光が強くなり、その数も多くなった。百燭光の電燈までが光り出した。しかしまだ容易に隅々にまでは明りが徹底せぬ。物の陰になった所などには久しく闇黒世界が遺されていた。石器を使用している民衆の中へ少数の金属利器が輸入せられても、それは容易に一般の供給を充すに足...
有史時代と同時に一方には並存していた時代の研究としては、何がほとんど唯一の対象であると言ってよいですか。
有史時代と同時に一方には並存していた時代の研究としては、遺物・遺蹟がほとんど唯一の対象であると言ってよいです。
JCRRAG_014349
国語
グラムダルクリッチと私には馬車が許されたので、これに乗って、市内見物に出たり、店屋に行ったものです。私はいつも箱のままつれて行かれるのですが、街の家々や人々がよく見えるように、彼女はたびたび、私を取り出して手の上に乗せてくれました。ある日、たまたび馬車をある店先に停めると、それを見て乞食の群が、一せいに馬車の両側に集って来ました。これは実にものすごい光景でした。男は十人、女は十二人はいました。だが何よりたまらなかったのは、彼らの着物を這いまわっている虱でした。それがちょうど、あのヨーロッパの虱を顕微鏡で見るときよりも、もっとはっきり肉眼で見えます。そして、あの豚のように嗅ぎまわっている鼻など、こんなものを見るのは、はじめてでした。 ...
旅行用としての小さい箱の中にある家具のうち、一番数が多いものを教えてください。
旅行用としての小さい箱の中にある家具のうち、一番数が多いものはコップで三つです。
JCRRAG_014350
国語
宰相殿はより一層怒って、一寸法師にいいつけて、お姫さまをお屋敷から追い出して、どこかとおい所へ捨てさせました。 一寸法師はとんだことをいい出して、お姫さまが追い出されるようになったので、すっかり気の毒になってしまいました。そこでどこまでもお姫さまのお供をして行くつもりで、まず難波のおとうさんのうちへお連れしようと思って、鳥羽から舟に乗りました。すると間もなく、ひどいしけになって、舟はずんずん川を下って海の方へ流されました。それから風のまにまに吹き流されて、とうとう三日三晩波の上で暮らして、四日に一つの島に着きました。 その島には今まで話に聞いたこともないようなふしぎな花や木がたくさんあって、いったい人が住んでいるのかいないのか、...
一寸法師につつかれて、逃げ出した鬼は何匹でしたか。
一寸法師につつかれて、逃げ出した鬼は2匹です。
JCRRAG_014351
国語
お嬢さんや坊ちゃんに追い出された白は東京中をうろうろ歩きました。しかしどうしても、忘れることのできないのはまっ黒になった姿のことです。白は客の顔を映している理髪店の鏡を恐れました。雨上がりの空を映している往来の水たまりを恐れました。往来の若葉を映している飾窓の硝子ガラスを恐れました。いや、カフェのテーブルに黒ビールをたたえているコップさえ、けれどもそれが何になるでしょう? あの自動車を御覧なさい。ええ、あの公園の外にとまった、大きな黒塗りの自動車です。漆を光らせた自動車の車体は今こちらへ歩いて来る白の姿を映していました。はっきりと、鏡のように。白の姿を映すものはあの客待の自動車のように、到るところにあるわけなのです。もしあれを見たと...
白が子供たちを目がけて吠えかかった時の、子供たちの反応の違いを教えてください。
白は子供たち目がけて吠えかかり、おどろいて木に登って逃げようとする子供もいました。 もう一方では驚きすぎて、みちばたの花壇へ飛びこんだ子供もいました。
JCRRAG_014352
国語
三人はトロッコを押しながら緩い傾斜を登って行った。良平は車に手をかけていても、心は外の事を考えていた。 その坂を向うへ下り切ると、又同じような茶店があった。土工たちがその中へはいった後、良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。茶店の前には花のさいた梅に、西日の光が消えかかっている。「もう日が暮れる」彼はそう考えると、ぼんやり腰かけてもいられなかった。トロッコの車輪を蹴って見たり、一人では動かないのを承知しながらうんうんそれを押して見たり、そんな事に気もちを紛らせていた。 ところが土工たちは出て来ると、車の上の枕木に手をかけながら、無造作に彼にこう云った。 「われはもう帰んな。おれたちは今日は向う泊りだから」 ...
良平が泣きそうになったのはなぜか。
日が暮れる中、一人で長い道を帰らなければならないことに不安を感じたから。
JCRRAG_014353
国語
グラムダルクリッチと私には馬車が許されたので、これに乗って、市内見物に出たり、店屋に行ったものです。私はいつも箱のままつれて行かれるのですが、街の家々や人々がよく見えるように、彼女はたびたび、私を取り出して手の上に乗せてくれました。ある日、たまたび馬車をある店先に停めると、それを見て乞食の群が、一せいに馬車の両側に集って来ました。これは実にものすごい光景でした。男は十人、女は十二人はいました。だが何よりたまらなかったのは、彼らの着物を這いまわっている虱でした。それがちょうど、あのヨーロッパの虱を顕微鏡で見るときよりも、もっとはっきり肉眼で見えます。そして、あの豚のように嗅ぎまわっている鼻など、こんなものを見るのは、はじめてでした。 ...
旅行用としての小さい箱の中にある家具のうち、一番数が多いものを教えてください。
旅行用としての小さい箱の中にある家具のうち、一番数が多いものはコップで三つです。
JCRRAG_014354
国語
宰相殿はより一層怒って、一寸法師にいいつけて、お姫さまをお屋敷から追い出して、どこかとおい所へ捨てさせました。 一寸法師はとんだことをいい出して、お姫さまが追い出されるようになったので、すっかり気の毒になってしまいました。そこでどこまでもお姫さまのお供をして行くつもりで、まず難波のおとうさんのうちへお連れしようと思って、鳥羽から舟に乗りました。すると間もなく、ひどいしけになって、舟はずんずん川を下って海の方へ流されました。それから風のまにまに吹き流されて、とうとう三日三晩波の上で暮らして、四日に一つの島に着きました。 その島には今まで話に聞いたこともないようなふしぎな花や木がたくさんあって、いったい人が住んでいるのかいないのか、...
舟に乗って日本の国に帰ったのは何人ですか。
舟に乗って日本の国に帰ったのは2人で、 「お姫さま」 「一寸法師」 です。
JCRRAG_014355
国語
その後の白はどうなったか?それは一々話さずとも、いろいろな新聞に伝えられています。おおかたどなたも御存じでしょう。度々危うい人命を救った、勇ましい一匹の黒犬のあるのを。また一時『義犬』という活動写真が流行したことを。あの黒犬こそ白だったのです。しかしまだ不幸にも御存じのない方がいれば、どうか下に引用した新聞の記事を読んで下さい。 東京日日新聞。昨十八日(五月)午前八時四十分、奥羽線上り急行列車が田端駅付近の踏切を通過する際、踏切番人の過失により、田端一二三会社員柴山鉄太郎の長男実彦(四歳)が列車の通る線路内に立ち入り、危く轢死を遂げようとした。その時、たくましい黒犬が一匹、稲妻のように踏切へ飛びこみ、目前に迫った列車の車輪から、見...
東京朝日新聞と国民新聞に載っていた黒犬の活躍の違いを教えてください。
東京朝日新聞では軽井沢にてアメリカ富豪エドワード・バークレエ氏の夫人の飼っているペルシア産の猫が七尺余りの大蛇が襲ったところを黒犬に助けられた事が載っていました。 また国民新聞では、日本アルプス横断中の第一高等学校の生徒三名が遭難していたところ、黒犬の案内で三名が無事に上高地の温泉へ到着したことが載っています。
JCRRAG_014356
国語
三人はトロッコを押しながら緩い傾斜を登って行った。良平は車に手をかけていても、心は外の事を考えていた。 その坂を向うへ下り切ると、又同じような茶店があった。土工たちがその中へはいった後、良平はトロッコに腰をかけながら、帰る事ばかり気にしていた。茶店の前には花のさいた梅に、西日の光が消えかかっている。「もう日が暮れる」彼はそう考えると、ぼんやり腰かけてもいられなかった。トロッコの車輪を蹴って見たり、一人では動かないのを承知しながらうんうんそれを押して見たり、そんな事に気もちを紛らせていた。 ところが土工たちは出て来ると、車の上の枕木に手をかけながら、無造作に彼にこう云った。 「われはもう帰んな。おれたちは今日は向う泊りだから」 ...
良平が村に着いたとき、どのような状態だったか。
汗だくで息を切らしながら走り続け、一思いに泣きたくなったが、泣かずに無言のまま駆け続けた。
JCRRAG_014357
国語
その大陸は、飛島の国王に属していて、バルニバービといわれています。首府はラガードと呼ばれています。 私は地上におろされて、とにかく満足でした。服装は飛島のと同じだし、彼等の言葉も、私はよくわかっていたので、何の気がかりもなく、町の方へ歩いて行きました。私は飛島の人から紹介状をもらっていましたので、それを持って、ある偉い貴族の家を訪ねて行きました。すると、その貴族は、彼のやしきの一室を、私に貸してくれて、非常に厚くもてなしてくれました。 翌朝、彼は、私を馬車に乗せて、市内見物につれて行ってくれました。街はロンドンの半分くらいですが、家の建て方が、ひどく奇妙で、そして、ほとんど荒れ放題になっているのです。街を通る人は、みな急ぎ足で、...
たくさんの農夫が、いろいろの道具で地面を掘り返していましたが、より少なく使われている農具を教えてください。
たくさんの農夫が、いろいろの道具で地面を掘り返していましたが、より少なく使われている農具は鍬で三本です。
JCRRAG_014358
国語
宰相殿はより一層怒って、一寸法師にいいつけて、お姫さまをお屋敷から追い出して、どこかとおい所へ捨てさせました。 一寸法師はとんだことをいい出して、お姫さまが追い出されるようになったので、すっかり気の毒になってしまいました。そこでどこまでもお姫さまのお供をして行くつもりで、まず難波のおとうさんのうちへお連れしようと思って、鳥羽から舟に乗りました。すると間もなく、ひどいしけになって、舟はずんずん川を下って海の方へ流されました。それから風のまにまに吹き流されて、とうとう三日三晩波の上で暮らして、四日に一つの島に着きました。 その島には今まで話に聞いたこともないようなふしぎな花や木がたくさんあって、いったい人が住んでいるのかいないのか、...
摂津国の難波から呼び寄せたのは何人ですか。
摂津国の難波から呼び寄せたのは2人で、 「おとうさん」 「おかあさん」 です。
JCRRAG_014359
国語
その後の白はどうなったか?それは一々話さずとも、いろいろな新聞に伝えられています。おおかたどなたも御存じでしょう。度々危うい人命を救った、勇ましい一匹の黒犬のあるのを。また一時『義犬』という活動写真が流行したことを。あの黒犬こそ白だったのです。しかしまだ不幸にも御存じのない方がいれば、どうか下に引用した新聞の記事を読んで下さい。 東京日日新聞。昨十八日(五月)午前八時四十分、奥羽線上り急行列車が田端駅付近の踏切を通過する際、踏切番人の過失により、田端一二三会社員柴山鉄太郎の長男実彦(四歳)が列車の通る線路内に立ち入り、危く轢死を遂げようとした。その時、たくましい黒犬が一匹、稲妻のように踏切へ飛びこみ、目前に迫った列車の車輪から、見...
時事新報と読売新聞に載っていた白の活躍の違いを教えてください。
時事新報にて、名古屋市の大火は焼死者十余名に及んだが、横関名古屋市長なども愛児を失おうとした一人である。令息武矩(三歳)はいかなる家族の手落ちからか、猛火の中の二階に残され、灰になろうとしたところを、一匹の黒犬にくわえ出された。という記事が載っています。 一方、読売新聞では小田原町城内公園に連日の人気を集めていた宮城巡回動物園のシベリヤ産大狼が檻を破り、木戸番二名を負傷させたのち、箱根方面へ逸走した。小田原署はそのために非常動員を行い、全町にわたって警戒線を張った。すると午後四時半ごろ狼が十字町に現れ、黒犬と噛み合い始めた。黒犬は狼を噛み伏せた。という記事が載っています。
JCRRAG_014360
国語
「さあ、もう一度押すじゃあ」 良平は年下の二人と一しょに、又トロッコを押し上げにかかった。が、まだ車輪も動かない内に、突然彼等の後には、誰かの足音が聞え出した。のみならずそれは聞え出したと思うと、急にこう云う怒鳴り声に変った。 「この野郎! 誰に断ってトロに触った?」 其処には古い印袢天に、季節外れの麦藁帽をかぶった、背の高い土工が佇んでいる。そう云う姿が目にはいった時、良平は年下の二人と一しょに、もう五六間逃げ出していた。それぎり良平は使の帰りに、人気のない工事場のトロッコを見ても、二度と乗って見ようと思った事はない。唯その時の土工の姿は、今でも良平の頭の何処かに、はっきりした記憶を残している。薄明りの中に仄めいた、小さい黄...
なぜ良平は若い土工たちには親しみを感じたのか。
彼らは怒鳴ることなく、優しく接してくれたから。
JCRRAG_014361
国語
ちょうど、車が停まったところに、この国で一番大きい神社がありました。ここは前に、何か不吉なことがあったので、今では祭壇も取り除かれて、中はすっかり空っぽになっていました。この建物の中に、この私を入れることになったのです。北に向いた門の高さが四フィート、幅は二フィート、ここから、私は入り込むことができます。私の左足は、錠前でとめられ、左側の窓のところに、鎖でつながれました。 この神社の向側に見える塔の上から、皇帝は臣下と一緒に、この私を御見物になりました。なんでも、その日、私を見物するために、十万人以上の人出があったということです。それに、番人がいても、梯子をつたって、この私の身体にのぼった連中が、男は六千人、女は四千人ぐらいはいま...
畑のところどころに森がまざっていますが、より高い木の高さを教えてください。
畑のところどころに森がまざっていますが、より高い木の高さは七フィートです。
JCRRAG_014362
国語
ある春の日暮です。 唐の都、洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がいました。 若者は名を杜子春といって、元は金持ちの息子でしたが、今は財産をつかい尽して、その日の暮らしにも困る位、あわれな身分になっているのです。 何しろその頃の洛陽といえば、天下に並ぶもののない、繁昌を極めた都ですから、往来にはまだひっきりなしに、人や車が通っていました。門一ぱいに当たっている、油のような夕日の光の中に、老人のかぶった紗の帽子や、トルコの女の金の耳環や、白馬に飾った色糸の手綱が、絶えず流れて行くようすは、まるで画のような美しさです。 しかし杜子春は相変わらず、門の壁に身をもたれて、ぼんやり空ばかり眺めていました。空には、もう...
油のような夕日の光の中に絶えず流れて行く物の数を教えてください。
油のような夕日の光の中に絶えず流れて行く物の数は3で、 「老人のかぶった紗の帽子」 「トルコの女の金の耳環」 「白馬に飾った色糸の手綱」 です。
JCRRAG_014363
国語
杜子春は一日の内に、洛陽の都でもただ一人という大金持ちになりました。あの老人の言葉通り、夕日に影を映して見て、その頭に当たる所を、夜中にそっと掘って見たら、大きな車にも余る位、黄金が一山出て来たのです。 大金持になった杜子春は、すぐに立派な家を買って、玄宗皇帝にも負けない位、贅沢な暮らしをし始めました。蘭陵の酒を買わせるやら、桂州の竜眼肉をとりよせるやら、日に四度色の変わる牡丹を庭に植えさせるやら、白孔雀を何羽も放し飼いにするやら、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。 するとこういううわさを聞いて、今まではみちで行き合っても、挨拶さえしなかった友だちなどが、朝夕遊びにやって来ました。それも...
杜子春が一回目に大金持ちになった時の贅沢と、再び大金持ちになった時の贅沢の違いを教えてください。
大金持になった杜子春は、すぐに立派な家を買って、玄宗皇帝にも負けない位、贅沢な暮らしをし始めました。蘭陵の酒を買わせるやら、桂州の竜眼肉をとりよせるやら、日に四度色の変わる牡丹を庭に植えさせるやら、白孔雀を何羽も放し飼いにするやら、杜子春の家へ来ないものは、一人もない位毎日酒盛りをしました。 結果また貧乏になりましたが、仙人のおかげで、たちまち天下第一の大金持ちに返りました。と同時に相変わらず、贅沢放題をし始めました。 今度は国中から玉を集めるやら、錦を縫わせるやら、香木の車を造らせるやら、象牙の椅子をあつらえるやら、酒を浴びるやら、数え上げたらきりがありません。
JCRRAG_014364
国語
これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、中山さまというおとのさまが、おられたそうです。 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。ごんは、一人ぼっちの小狐で、しだの一ぱいしげった森の中に穴をほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。はたけへ入って芋をほりちらしたり、菜種がらの、ほしてあるのへ火をつけたり、百姓家の裏手につるしてあるとんがらしをむしりとって、いったり、いろんなことをしました。 或秋のことでした。二、三日雨がふりつづいたその間、ごんは、外へも出...
ごんはなぜいたずらをしたのか。
ごんは元々いたずら好きで、思いつきで行動する性格だったから。
JCRRAG_014365
国語
グラムダルクリッチと私には馬車が許されたので、これに乗って、市内見物に出たり、店屋に行ったものです。私はいつも箱のままつれて行かれるのですが、街の家々や人々がよく見えるように、彼女はたびたび、私を取り出して手の上に乗せてくれました。ある日、たまたび馬車をある店先に停めると、それを見て乞食の群が、一せいに馬車の両側に集って来ました。これは実にものすごい光景でした。男は十人、女は十二人はいました。だが何よりたまらなかったのは、彼らの着物を這いまわっている虱でした。それがちょうど、あのヨーロッパの虱を顕微鏡で見るときよりも、もっとはっきり肉眼で見えます。そして、あの豚のように嗅ぎまわっている鼻など、こんなものを見るのは、はじめてでした。 ...
旅行用としての小さい箱の中にある家具のうち、一番数が少ないものを教えてください。
旅行用としての小さい箱の中にある家具のうち、一番数が少ないものはテーブルで一つです。
JCRRAG_014366
国語
ある春の日暮です。 唐の都、洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がいました。 若者は名を杜子春といって、元は金持ちの息子でしたが、今は財産をつかい尽して、その日の暮らしにも困る位、あわれな身分になっているのです。 何しろその頃の洛陽といえば、天下に並ぶもののない、繁昌を極めた都ですから、往来にはまだひっきりなしに、人や車が通っていました。門一ぱいに当たっている、油のような夕日の光の中に、老人のかぶった紗の帽子や、トルコの女の金の耳環や、白馬に飾った色糸の手綱が、絶えず流れて行くようすは、まるで画のような美しさです。 しかし杜子春は相変わらず、門の壁に身をもたれて、ぼんやり空ばかり眺めていました。空には、もう...
杜子春が取りとめもないことを思いめぐらしていたと書かれていますが、この時、どのような考えをめぐらしていたのか、その数を教えてください。
杜子春が取りとめもないことを思いめぐらしていた時に、どのような考えをしていたかの数は4で、 「日は暮れるし」、「腹は減るし」 「その上もうどこへ行っても、泊めてくれる所はなさそうだし」 「いっそ川へでも身を投げて、死んでしまった方がましかも知れない」 です。
JCRRAG_014367
国語
杜子春は一日の内に、洛陽の都でもただ一人という大金持ちになりました。あの老人の言葉通り、夕日に影を映して見て、その頭に当たる所を、夜中にそっと掘って見たら、大きな車にも余る位、黄金が一山出て来たのです。 大金持になった杜子春は、すぐに立派な家を買って、玄宗皇帝にも負けない位、贅沢な暮らしをし始めました。蘭陵の酒を買わせるやら、桂州の竜眼肉をとりよせるやら、日に四度色の変わる牡丹を庭に植えさせるやら、白孔雀を何羽も放し飼いにするやら、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。 するとこういううわさを聞いて、今まではみちで行き合っても、挨拶さえしなかった友だちなどが、朝夕遊びにやって来ました。それも...
玄宗皇帝と杜子春がやった酒盛りの違いを教えてください。
玄宗皇帝が酒盛りをする際には、愛する妻が好きそうな高い果物をいくら金を積んででも無理やりに持ってこさせて山のように積んだり、国中の珍しい食べ物や酒、美女を持ってこさせては食べ散らかし遊び散らかすという有様だったとのことです。 一方、杜子春もこれに比べてひけを取らないような贅沢をしています、杜子春が金の杯に西洋から来た葡萄酒を汲んで、天竺生まれの魔法使いが刀を呑んで見せる芸に見とれている。そのまわりには二十人の女たちが、十人は翡翠の蓮の花を、十人は瑪瑙の牡丹の花を、いずれも髪に飾りながら、笛や琴を節を面白く奏しているという景色を繰り広げていました。
JCRRAG_014368
国語
これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、中山さまというおとのさまが、おられたそうです。 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。ごんは、一人ぼっちの小狐で、しだの一ぱいしげった森の中に穴をほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。はたけへ入って芋をほりちらしたり、菜種がらの、ほしてあるのへ火をつけたり、百姓家の裏手につるしてあるとんがらしをむしりとって、いったり、いろんなことをしました。 或秋のことでした。二、三日雨がふりつづいたその間、ごんは、外へも出...
ごんはなぜほら穴の近くで振り返ったのか。
ごんは逃げたあと、兵十が追いかけてこないか確認するために振り返った。
JCRRAG_014369
国語
グラムダルクリッチと私には馬車が許されたので、これに乗って、市内見物に出たり、店屋に行ったものです。私はいつも箱のままつれて行かれるのですが、街の家々や人々がよく見えるように、彼女はたびたび、私を取り出して手の上に乗せてくれました。ある日、たまたび馬車をある店先に停めると、それを見て乞食の群が、一せいに馬車の両側に集って来ました。これは実にものすごい光景でした。男は十人、女は十二人はいました。だが何よりたまらなかったのは、彼らの着物を這いまわっている虱でした。それがちょうど、あのヨーロッパの虱を顕微鏡で見るときよりも、もっとはっきり肉眼で見えます。そして、あの豚のように嗅ぎまわっている鼻など、こんなものを見るのは、はじめてでした。 ...
旅行用としての小さい箱の中にある家具のうち、一番数が少ないものを教えてください。
旅行用としての小さい箱の中にある家具のうち、一番数が少ないものはテーブルで一つです。
JCRRAG_014370
国語
杜子春は一日の内に、洛陽の都でもただ一人という大金持ちになりました。あの老人の言葉通り、夕日に影を映して見て、その頭に当たる所を、夜中にそっと掘って見たら、大きな車にも余る位、黄金が一山出て来たのです。 大金持になった杜子春は、すぐに立派な家を買って、玄宗皇帝にも負けない位、贅沢な暮らしをし始めました。蘭陵の酒を買わせるやら、桂州の竜眼肉をとりよせるやら、日に四度色の変わる牡丹を庭に植えさせるやら、白孔雀を何羽も放し飼いにするやら、玉を集めるやら、錦を縫わせるやら、香木の車を造らせるやら、象牙の椅子をあつらえるやら、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。 するとこういううわさを聞いて、今まで...
杜子春が金持ちになって贅沢な暮らしとしてやった事の数を教えてください。
杜子春が金持ちになって贅沢な暮らしとしてやった事の数は、 「蘭陵の酒を買わせる」 「桂州の竜眼肉をとりよせる」 「日に四度色の変わる牡丹を庭に植えさせる」 「白孔雀を何羽も放し飼いにする」 「玉を集める」 「錦を縫わせる」 「香木の車を造らせる」 「象牙の椅子をあつらえる」 8つとなっています。
JCRRAG_014371
国語
二人を乗せた青竹は、間もなく峨眉山へ舞いおりました。 そこは深い谷に臨んだ、幅の広い一枚岩の上でしたが、よくよく高い所だと見えて、中空に垂れた北斗の星が、茶碗程の大きさに光っていました。元より人跡の絶えた山ですから、あたりはしんと静まり返って、やっと耳にはいるものは、うしろの絶壁にはえている、曲がりくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけです。 二人がこの岩の上に来ると、鉄冠子は杜子春を絶壁の下に坐らせて、 「おれはこれから天上へ行って、西王母に御眼にかかって来るから、お前はその間ここに坐って、おれの帰るのを待っているがいい。多分おれがいなくなると、いろいろな魔性が現れて、お前をたぶらかそうとするだろうが、たとえどんなこ...
杜子春に対して、魔性が行った虎と蛇のいたずらと、雷のいたずらの違いを教えてください。
杜子春は黙って岩に坐っていました。と、どこからか眼を光らせた虎が一匹、そして大きな白蛇が一匹、現れました。虎と蛇は、杜子春を狙って飛びかかりました。ところが虎と蛇とは霧の如く、夜風と共に消え失せました。 一方、一陣の風が吹き起こって、すさまじく雷が鳴り出しました。たきのような雨も、いきなりどうどうと降り出したのです。その内に耳をつんざく程、大きな雷鳴が轟いたと思うと、空に渦巻いた黒雲の中から、まっ赤な一本の火柱が、杜子春の頭へ落ちました。杜子春は思わず耳を抑えて、一枚岩の上へひれ伏しました。が、すぐに眼を開いて見ると何も起きていませんでした。
JCRRAG_014372
国語
十日ほどたって、ごんが、弥助というお百姓の家の裏を通りかかりますと、そこの、いちじくの木のかげで、弥助の家内が、おはぐろをつけていました。鍛冶屋の新兵衛の家のうらを通ると、新兵衛の家内が髪をすいていました。ごんは、 「ふふん、村に何かあるんだな」と、思いました。 「何だろう、秋祭かな。祭なら、太鼓や笛の音がしそうなものだ。それに第一、お宮にのぼりが立つはずだが」 こんなことを考えながらやって来ますと、いつの間にか、表に赤い井戸のある、兵十の家の前へ来ました。その小さな、こわれかけた家の中には、大勢の人があつまっていました。よそいきの着物を着て、腰に手拭をさげたりした女たちが、表のかまどで火をたいています。大きな鍋の中では、何か...
ごんは村で何かがあることをどうして知ったのか。
村の女性たちが身だしなみを整えている様子を見たから。
JCRRAG_014373
国語
こんなふうに、田舎も街も、どうも実に奇妙なので、私は驚いてしまいました。 「これは一たいどうしたわけなのでしょう。町にも畑にも、あんなにたくさんの人々が、とても忙しそうに動きまわっているのに、ちょっとも、よくないようですね。私はまだ、こんなでたらめに耕された畑や、こんなむちゃくちゃに荒れ放題の家や、みじめな人間の姿を見たことがないのです。」 と私は案内役の貴族に尋ねてみました。 すると彼は次のような話をしてくれました。 今からおよそ四十年前に、五人の男と三人の女、八人の人間がラピュタへ上がって行ったのです。彼等は五ヵ月ほどして帰って来ましたが、飛島でおぼえていたのは、数学のはしくれでした。しかし、彼らは、あの空の国のやり方に...
四十年前にラピュタへ上がっていった八人のうち、人数が多いほうの性別を教えてください。
四十年前にラピュタへ上がっていった八人のうち、人数が多いほうの性別は男で五人です。
JCRRAG_014374
国語
杜子春は一日の内に、洛陽の都でもただ一人という大金持ちになりました。あの老人の言葉通り、夕日に影を映して見て、その頭に当たる所を、夜中にそっと掘って見たら、大きな車にも余る位、黄金が一山出て来たのです。 大金持になった杜子春は、すぐに立派な家を買って、玄宗皇帝にも負けない位、贅沢な暮らしをし始めました。蘭陵の酒を買わせるやら、桂州の竜眼肉をとりよせるやら、日に四度色の変わる牡丹を庭に植えさせるやら、白孔雀を何羽も放し飼いにするやら、玉を集めるやら、錦を縫わせるやら、香木の車を造らせるやら、象牙の椅子をあつらえるやら、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。 するとこういううわさを聞いて、今まで...
杜子春が貧乏になったら洛陽の都の中で、杜子春に対してしてくれなくなった事の数を教えてください。
杜子春が貧乏になったら洛陽の都の中で、杜子春に対してしてくれなくなった事の数は2で、 「彼に宿を貸そうという家は、一軒もなくなってしまいました」 「椀に一杯の水も、恵んでくれるものはない」 です。
JCRRAG_014375
国語
杜子春の体は岩の上へ、仰向けに倒れていましたが、杜子春の魂は、静かに体から抜け出して、地獄の底へ下りて行きました。 この世と地獄との間には、闇穴道という道があって、そこは年中暗い空に、氷のような冷たい風がぴゅうぴゅう吹き荒んでいるのです。杜子春はその風に吹かれながら、暫くは唯木の葉のように、空を漂って行きましたが、やがて森羅殿という額の懸かった立派な御殿の前へ出ました。 御殿の前にいた大勢の鬼は、杜子春の姿を見るや否や、すぐにそのまわりを取りまいて、階の前へ引き据えました。階の上には一人の王様が、まっ黒なきものに金の冠をかぶって、いかめしくあたりを睨んでいます。これは兼ねて噂に聞いた、閻魔大王に違いありません。杜子春はどうなるこ...
杜子春の母親と世間の人の心の違いを教えてください。
杜子春は必死になって、痛めつけられている母親から目を背け、かたく眼をつぶっていました。するとその時彼の耳には、ほとんど声とはいえない位、かすかな声が伝わって来ました。それは確かに懐かしい、母親の声でした。杜子春は思わず、眼を開きました。母親はこんな苦しみの中にも、息子を思いやって、鬼どもの鞭に打たれたことを、うらむ気色さえも見せない心を持っていたのです。 一方、世間の人たちはというと、杜子春が大金持ちになれば御世辞を言い、杜子春が何もない貧乏人になれば口も利かないような心を持っていたのです。それに比べたら母の何という有難い志、何という健気な決心だろうか。
JCRRAG_014376
国語
兵十が、赤い井戸のところで、麦をといでいました。 兵十は今まで、おっ母と二人きりで、貧しいくらしをしていたもので、おっ母が死んでしまっては、もう一人ぼっちでした。 「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」 こちらの物置の後から見ていたごんは、そう思いました。 ごんは物置のそばをはなれて、向うへいきかけますと、どこかで、いわしを売る声がします。 「いわしのやすうりだアい。いきのいいいわしだアい」 ごんは、その、いせいのいい声のする方へ走っていきました。と、弥助のおかみさんが、裏戸口から、 「いわしをおくれ。」と言いました。いわし売は、いわしのかごをつんだ車を、道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを両手でつかんで、弥助の家の中へもっ...
ごんはいわしを盗んだのはなぜか。
いわし屋の売る声を聞き、いわしをあげることで兵十にうなぎのつぐないをしようと思ったから。
JCRRAG_014377
国語
ちょうど、車が停まったところに、この国で一番大きい神社がありました。ここは前に、何か不吉なことがあったので、今では祭壇も取り除かれて、中はすっかり空っぽになっていました。この建物の中に、この私を入れることになったのです。北に向いた門の高さが四フィート、幅は二フィート、ここから、私は入り込むことができます。私の左足は、錠前でとめられ、左側の窓のところに、鎖でつながれました。 この神社の向側に見える塔の上から、皇帝は臣下と一緒に、この私を御見物になりました。なんでも、その日、私を見物するために、十万人以上の人出があったということです。それに、番人がいても、梯子をつたって、この私の身体にのぼった連中が、男は六千人、女は四千人ぐらいはいま...
畑のところどころに森がまざっていますが、より低い木の高さを教えてください。
畑のところどころに森がまざっていますが、より低い木の高さは一フィートです。
JCRRAG_014378
国語
杜子春は一日の内に、洛陽の都でもただ一人という大金持ちになりました。あの老人の言葉通り、夕日に影を映して見て、その頭に当たる所を、夜中にそっと掘って見たら、大きな車にも余る位、黄金が一山出て来たのです。 大金持になった杜子春は、すぐに立派な家を買って、玄宗皇帝にも負けない位、贅沢な暮らしをし始めました。蘭陵の酒を買わせるやら、桂州の竜眼肉をとりよせるやら、日に四度色の変わる牡丹を庭に植えさせるやら、白孔雀を何羽も放し飼いにするやら、玉を集めるやら、錦を縫わせるやら、香木の車を造らせるやら、象牙の椅子をあつらえるやら、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。 するとこういううわさを聞いて、今まで...
杜子春が老人の言うとおりにし、天下第一の大金持に返り咲いた後、以前と変わらない贅沢放題を再開した時、その贅沢の仕方として具体的に挙げられているものの数を教えてください。
杜子春が老人の言うとおりにし、天下第一の大金持に返り咲いた後、以前と変わらない贅沢放題を再開した時、その贅沢の仕方として具体的に挙げられているものの数は、「庭に咲いている牡丹の花」、「その中に眠っている白孔雀」、「刀を呑んで見せ」」「「天竺から来た魔法使い」と4つです。
JCRRAG_014379
国語
杜子春の体は岩の上へ、仰向けに倒れていましたが、杜子春の魂は、静かに体から抜け出して、地獄の底へ下りて行きました。 この世と地獄との間には、闇穴道という道があって、そこは年中暗い空に、氷のような冷たい風がぴゅうぴゅう吹き荒んでいるのです。杜子春はその風に吹かれながら、暫くは唯木の葉のように、空を漂って行きましたが、やがて森羅殿という額の懸かった立派な御殿の前へ出ました。 御殿の前にいた大勢の鬼は、杜子春の姿を見るや否や、すぐにそのまわりを取りまいて、階の前へ引き据えました。階の上には一人の王様が、まっ黒なきものに金の冠をかぶって、いかめしくあたりを睨んでいます。これは兼ねて噂に聞いた、閻魔大王に違いありません。杜子春はどうなるこ...
焦熱地獄と極寒地獄の違いを教えてください。
焦熱地獄という焔の谷では常に極熱の火であぶられ続け、身を焼かれて焦がされる苦しみがずっと続き、さらに地獄の鬼たちに叩かれ続ける地獄です。 一方、極寒地獄という氷の海ではあまりの寒さに悲鳴もあげられず、全身の皮膚にあかぎれが生じ、そして全身が凍傷になって裂け、蓮の花のようになるといわれるほどおそろしい地獄です。
JCRRAG_014380
国語
兵十が、赤い井戸のところで、麦をといでいました。 兵十は今まで、おっ母と二人きりで、貧しいくらしをしていたもので、おっ母が死んでしまっては、もう一人ぼっちでした。 「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」 こちらの物置の後から見ていたごんは、そう思いました。 ごんは物置のそばをはなれて、向うへいきかけますと、どこかで、いわしを売る声がします。 「いわしのやすうりだアい。いきのいいいわしだアい」 ごんは、その、いせいのいい声のする方へ走っていきました。と、弥助のおかみさんが、裏戸口から、 「いわしをおくれ。」と言いました。いわし売は、いわしのかごをつんだ車を、道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを両手でつかんで、弥助の家の中へもっ...
ごんはなぜ兵十に栗を届けるようになったのか。
うなぎの件で兵十に申し訳ない気持ちがあり、何か良いことをしたいと思ったから。
JCRRAG_014381
国語
私は身体が小さいので、ときどき、滑稽な出来事に出会いました。 グラムダルクリッチは、よく私を箱に入れて、庭につれ出し、そしてときには、箱から出して手の上に乗せてみたり、地面を歩かせてみたりしていました。あるとき、それはまだあのこびとが宮廷にいた頃のことですが、彼が庭までついてやって来たのです。ちょうど、彼と私のすぐ傍に、盆栽の林檎の木がありました。この盆栽とこびとを見くらべていると、なんだかおかしくなったので、私はちょっと、彼を冷やかしてやりました。すると、このいたずら小僧は、私が林檎の木蔭を歩いている隙をねらって、頭の上の木を揺さぶりだしました。たちまち、十の赤い林檎、二個の青い林檎が私の頭の上に落ちかかりましたが、これがまた酒...
私の頭の上に落ちかかった林檎のうち、数が多いほうを教えてください。
私の頭の上に落ちかかった林檎のうち、数が多いほうは赤い林檎で十個です。
JCRRAG_014382
国語
二人を乗せた青竹は、間もなく峨眉山へ舞いおりました。 そこは深い谷に臨んだ、幅の広い一枚岩の上でしたが、よくよく高い所だと見えて、中空に垂れた北斗の星が、茶碗程の大きさに光っていました。元より人跡の絶えた山ですから、あたりはしんと静まり返って、やっと耳にはいるものは、うしろの絶壁にはえている、曲がりくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけです。 二人がこの岩の上に来ると、鉄冠子は杜子春を絶壁の下に坐らせて、 「おれはこれから天上へ行って、西王母に御眼にかかって来るから、お前はその間ここに坐って、おれの帰るのを待っているがいい。多分おれがいなくなると、いろいろな魔性が現れて、お前をたぶらかそうとするだろうが、たとえどんなこ...
杜子春におそいかかった魔性のいたずらの数を教えてください。
杜子春におそいかかった魔性のいたずらの数は4です。
JCRRAG_014383
国語
昔、大和の国葛城山の麓に、髪長彦という若いきこりが住んでいました。これは顔が女のようにやさしくて、その上髪までも女のように長かったものですから、こういう名前をつけられていたのです。 髪長彦は、大そう笛が上手でしたから、山へ木を伐りに行く時でも、仕事の合間には、腰にさしている笛を出して、独りでその音を楽しんでいました。するとまた不思議なことには、どんな鳥獣や草木でも、笛の面白さはわかるのです。髪長彦がそれを吹き出すと、草はなびき、木はそよぎ、鳥や獣はまわりへ来て、じっとしまいまで聞いていました。 ところがある日のこと、髪長彦はいつもの通り、とある大木の根がたに腰を卸しながら、余念もなく笛を吹いていますと、たちまち自分の目の前へ、青...
髪長彦が葛城山の足一つの神からもらった犬と、葛城山の手一つの神からもらった犬の違いを教えてください。
葛城山の足一つの神からもらった犬の名は嗅げと言って、どんな遠い所の事でも嗅ぎ出して来る利口な犬です。 一方、葛城山の手一つの神からもらった犬の名は飛べと言って、誰でも背中へ乗ってさえすれば百里でも千里でも、空を飛んで行くことが出来る犬です。
JCRRAG_014384
国語
月のいい晩でした。ごんは、ぶらぶらあそびに出かけました。中山さまのお城の下を通ってすこしいくと、細い道の向うから、だれか来るようです。話声が聞えます。チンチロリン、チンチロリンと松虫が鳴いています。 ごんは、道の片がわにかくれて、じっとしていました。話声はだんだん近くなりました。それは、兵十と加助というお百姓でした。 「そうそう、なあ加助」と、兵十がいいました。 「ああん?」 「おれあ、このごろ、とてもふしぎなことがあるんだ」 「何が?」 「おっ母が死んでからは、だれだか知らんが、おれに栗やまつたけなんかを、まいにちまいにちくれるんだよ」 「ふうん、だれが?」 「それがわからんのだよ。おれの知らんうちに、おいていくん...
兵十は加助にどのような話をしたのか。
母の死後、誰かが毎日栗やまつたけを届けてくれるが、誰が置いているのかわからないという話。
JCRRAG_014385
国語
私は身体が小さいので、ときどき、滑稽な出来事に出会いました。 グラムダルクリッチは、よく私を箱に入れて、庭につれ出し、そしてときには、箱から出して手の上に乗せてみたり、地面を歩かせてみたりしていました。あるとき、それはまだあのこびとが宮廷にいた頃のことですが、彼が庭までついてやって来たのです。ちょうど、彼と私のすぐ傍に、盆栽の林檎の木がありました。この盆栽とこびとを見くらべていると、なんだかおかしくなったので、私はちょっと、彼を冷やかしてやりました。すると、このいたずら小僧は、私が林檎の木蔭を歩いている隙をねらって、頭の上の木を揺さぶりだしました。たちまち、十の赤い林檎、二個の青い林檎が私の頭の上に落ちかかりましたが、これがまた酒...
私の頭の上に落ちかかった林檎のうち、数が多いほうを教えてください。
私の頭の上に落ちかかった林檎のうち、数が多いほうは赤い林檎で十個です。
JCRRAG_014386
国語
二人を乗せた青竹は、間もなく峨眉山へ舞いおりました。 そこは深い谷に臨んだ、幅の広い一枚岩の上でしたが、よくよく高い所だと見えて、中空に垂れた北斗の星が、茶碗程の大きさに光っていました。元より人跡の絶えた山ですから、あたりはしんと静まり返って、やっと耳にはいるものは、うしろの絶壁にはえている、曲がりくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけです。 二人がこの岩の上に来ると、鉄冠子は杜子春を絶壁の下に坐らせて、 「おれはこれから天上へ行って、西王母に御眼にかかって来るから、お前はその間ここに坐って、おれの帰るのを待っているがいい。多分おれがいなくなると、いろいろな魔性が現れて、お前をたぶらかそうとするだろうが、たとえどんなこ...
杜子春を狙って飛びかかった動物の数を教えてください。
杜子春を狙って飛びかかった動物の数は2で、 「虎」 「白蛇」 です。
JCRRAG_014387
国語
昔、大和の国葛城山の麓に、髪長彦という若いきこりが住んでいました。これは顔が女のようにやさしくて、その上髪までも女のように長かったものですから、こういう名前をつけられていたのです。 髪長彦は、大そう笛が上手でしたから、山へ木を伐りに行く時でも、仕事の合間には、腰にさしている笛を出して、独りでその音を楽しんでいました。するとまた不思議なことには、どんな鳥獣や草木でも、笛の面白さはわかるのです。髪長彦がそれを吹き出すと、草はなびき、木はそよぎ、鳥や獣はまわりへ来て、じっとしまいまで聞いていました。 ところがある日のこと、髪長彦はいつもの通り、とある大木の根がたに腰を卸しながら、余念もなく笛を吹いていますと、たちまち自分の目の前へ、青...
葛城山の目一の神と、葛城山の手一つの神の勾玉の違いを教えてください。
葛城山の目一の神は赤い勾玉を飾りにした、目の一つしかない大男です。 一方、葛城山の手一つの神は黒い勾玉を首へかけた、手の一本しかない大男です。
JCRRAG_014388
国語
ごんは、おねんぶつがすむまで、井戸のそばにしゃがんでいました。兵十と加助は、また一しょにかえっていきます。ごんは、二人の話をきこうと思って、ついていきました。兵十の影法師をふみふみいきました。 お城の前まで来たとき、加助が言い出しました。 「さっきの話は、きっと、そりゃあ、神さまのしわざだぞ」 「えっ?」と、兵十はびっくりして、加助の顔を見ました。 「おれは、あれからずっと考えていたが、どうも、そりゃ、人間じゃない、神さまだ、神さまが、お前がたった一人になったのをあわれに思わっしゃって、いろんなものをめぐんで下さるんだよ」 「そうかなあ」 「そうだとも。だから、まいにち神さまにお礼を言うがいいよ」 「うん」 ごんは、...
兵十はなぜごんを撃ったのか。
ごんが家の中に入るのを見て、またいたずらをしに来たと思ったから。
JCRRAG_014389
国語
こんなふうに、田舎も街も、どうも実に奇妙なので、私は驚いてしまいました。 「これは一たいどうしたわけなのでしょう。町にも畑にも、あんなにたくさんの人々が、とても忙しそうに動きまわっているのに、ちょっとも、よくないようですね。私はまだ、こんなでたらめに耕された畑や、こんなむちゃくちゃに荒れ放題の家や、みじめな人間の姿を見たことがないのです。」 と私は案内役の貴族に尋ねてみました。 すると彼は次のような話をしてくれました。 今からおよそ四十年前に、五人の男と三人の女、八人の人間がラピュタへ上がって行ったのです。彼等は五ヵ月ほどして帰って来ましたが、飛島でおぼえていたのは、数学のはしくれでした。しかし、彼らは、あの空の国のやり方に...
四十年前にラピュタへ上がっていった八人のうち、人数が少ないほうの性別を教えてください。
四十年前にラピュタへ上がっていった八人のうち、人数が少ないほうの性別は女で三人です。
JCRRAG_014390
国語
杜子春の体は岩の上へ、仰向けに倒れていましたが、杜子春の魂は、静かに体から抜け出して、地獄の底へ下りて行きました。 この世と地獄との間には、闇穴道という道があって、そこは年中暗い空に、氷のような冷たい風がぴゅうぴゅう吹き荒んでいるのです。杜子春はその風に吹かれながら、暫くは唯木の葉のように、空を漂って行きましたが、やがて森羅殿という額の懸かった立派な御殿の前へ出ました。 御殿の前にいた大勢の鬼は、杜子春の姿を見るや否や、すぐにそのまわりを取りまいて、階の前へ引き据えました。階の上には一人の王様が、まっ黒なきものに金の冠をかぶって、いかめしくあたりを睨んでいます。これは兼ねて噂に聞いた、閻魔大王に違いありません。杜子春はどうなるこ...
地獄の種類の数を教えてください。
地獄の種類の数は4で、 「剣の山」、「血の池」、「焦熱地獄という焔の谷」、「極寒地獄という氷の海」です。
JCRRAG_014391
国語
さて笠置山へ着きますと、ここにいる土蜘蛛はいたって悪知恵のあるやつでしたから、髪長彦の姿を見るが早いか、わざとにこにこ笑いながら、洞穴の前まで迎えに出て、 「これは、これは、髪長彦さん。遠方御苦労でございました。まあ、こっちへおはいりなさい。ろくなものはありませんが、ついさっき殺したばかりの若い鹿の生胆を御馳走しようと思いますがいかがでしょう、非常においしいですよ。 お気に召さないようなら熊の胎児はいかがでしょう。大きくなると中々食べづらい熊ですがまだ柔らかくておいしいですよ」といいました。 御姉様の御姫様はそれを聞いて血の気を引いた顔をして顔を背けました。 髪長彦はその様子をみて、土蜘蛛に対して呆れたような、静かに怒ったよ...
土蜘蛛が御馳走しようとした話を聞いた御姉様の御姫様と髪長彦の反応の違いを教えてください。
髪長彦の姿をみた土蜘蛛は若い鹿の生胆や熊の胎児を御馳走しようとしてきました。 御姉様の御姫様はそれを聞いて血の気を引いた顔をして顔を背けました。 一方で髪長彦はその様子をみて、土蜘蛛に対して呆れたような、静かに怒ったような顔をして首を振り、早く御姫様を返さないと殺してしまうぞ、と恐ろしい勢いで叱りつけました。
JCRRAG_014392
国語
村にはみるものがいくらでもあった。鍛冶屋、仕立屋、水車小屋、せんべや、樽屋。それから自転車屋など。それらはなんというすばらしい見物だったことだろう。それらの一つ一つが、半日立ちつくして見物していても、けっしてあかせないだけの魅力を持っていたのである。そしてまたなんどみてもそこで行なわれている細かい仕事はじゅうぶんわれわれを楽しませてくれたのである。 でだれでも子どもならば、鍛冶屋がどうして火をおこし、どうして鍬をうつか、仕立屋がどんなふうにミシンをまわし、どんな工合にエプロンのポケットをぬいつけるか、またせんべやのじいさんが、せんべをさしはさんだ、うちわようのものをどんな順序で火の上でひっくりかえすか細かいところまでよく知っていた...
子どもたちは職人の仕事を細かい部分まで理解していたのはなぜか。
子どもたちが職人の仕事を熱心に観察し、細かい工程まで把握していたから。
JCRRAG_014393
国語
さきほどまで、塔の上から私を見物していた皇帝が、今、塔をおりて、こちらに馬を進めて来られました。が、これはもう少しで大ごとになるところでした。というのは、この馬はよく馴れた馬でしたが、私を見て山が動きだしたように、びっくりしたものですから、たちまち後足で立ち上がったのです。しかし、皇帝は馬の達人だったので、鞍の上にぐっと落ち着いていられる、そこへ、家来が駈けつけて、手綱を押える、これでまず、無事におりることができました。 皇帝は、私を眺めまわし、しきりに感心しています。が、私の鎖のとどくところへは近寄りません。それから、料理人たちに、食物を運べと言いつけられます。すると、みんなが、御馳走を盛った、車のようないれものを押して来ては、...
私がペロリと平らげたものでもっとも食べた物を教えてください。
私がペロリと平らげたものでもっとも食べたのは肉で二十人前です。
JCRRAG_014394
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杜子春の体は岩の上へ、仰向けに倒れていましたが、杜子春の魂は、静かに体から抜け出して、地獄の底へ下りて行きました。 この世と地獄との間には、闇穴道という道があって、そこは年中暗い空に、氷のような冷たい風がぴゅうぴゅう吹き荒んでいるのです。杜子春はその風に吹かれながら、暫くは唯木の葉のように、空を漂って行きましたが、やがて森羅殿という額の懸かった立派な御殿の前へ出ました。 御殿の前にいた大勢の鬼は、杜子春の姿を見るや否や、すぐにそのまわりを取りまいて、階の前へ引き据えました。階の上には一人の王様が、まっ黒なきものに金の冠をかぶって、いかめしくあたりを睨んでいます。これは兼ねて噂に聞いた、閻魔大王に違いありません。杜子春はどうなるこ...
杜子春が受けた責苦の数を教えてください。
杜子春が受けた責苦の数は8で、 「剣に胸を貫かれる」、 「焔に顔を焼かれる」、 「舌を抜かれる」、 「皮を剥がれる」、 「鉄の杵につかれる」、 「油の鍋に煮られる」、 「毒蛇に脳味噌を吸われる」、 「熊鷹に眼を食われる」 です。
JCRRAG_014395
国語
それから髪長彦は、二人の御姫様と三匹の犬とをひきつれて、黒犬の背に跨がりながら、笠置山の頂から、飛鳥の大臣様の御出になる都の方へまっすぐに、空を飛んでまいりました。その途中で二人の御姫様は、髪長彦のことをどうお思いになったのか、姉姫様はご自分の懐から大事にしていた金の櫛を取り出しました。妹姫様はご自分の髪にささっていた美しい銀の櫛をぬきとりました。そしてそれぞれを髪長彦の長い髪へそっとさしました。が、こっちは元からそんな事には、気がつく筈がありません。ただ、一生懸命に黒犬を急がせながら、美しい大和の国原を足の下に見下して、ずんずん空を飛んで行きました。 その中に髪長彦は、あの始めに通りかかった、三つ叉の路の空まで、犬を進めて来まし...
都の方へ空を飛んでる途中に、二人の御姫様が髪長彦にやった事の違いを教えてください。
髪長彦は、二人の御姫様と三匹の犬とをひきつれて、黒犬の背に跨がりながら、笠置山の頂から、飛鳥の大臣様の御出になる都の方へまっすぐに、空を飛んでまいりました。その途中で二人の御姫様は、髪長彦のことをどうお思いになったのか、姉姫様はご自分の懐から大事にしていた金の櫛を取り出しました。妹姫様はご自分の髪にささっていた美しい銀の櫛をぬきとりました。そしてそれぞれを髪長彦の長い髪へそっとさしました。
JCRRAG_014396
国語
正九郎はつくづく思うのだった。――自転車のパンクなおしをはじめからしまいまでやってみたいなあと。自転車屋の戸口にしゃがんで、自転車のパンクしたところがつくろわれている工作をみていると、正九郎ののどはこくりと鳴るのだった。まるでうまいものを山ほどみせつけられたように。しかしそこの主人がどんなに気むずかしいおじさんであるか、正九郎はよく知っていた。彼は頭がはげていた。首が太くて、あまった肉が大きいしわをつくっていた。眉毛が針金のようにあらくて、いつもおこったような顔をしていた。そしてあまり口をきかなかったが、たまに口を開くと、かみつくように短いことばをうちつける。村の人たちは、あれで金さんはいい人だといっていた。が正九郎は獣のようにおそ...
正九郎は自転車屋の金さんをなぜ恐れていたのか。
金さんが無口で、怒ったような顔をしており、厳しく叱ることがあったから。
JCRRAG_014397
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私は身体が小さいので、ときどき、滑稽な出来事に出会いました。 グラムダルクリッチは、よく私を箱に入れて、庭につれ出し、そしてときには、箱から出して手の上に乗せてみたり、地面を歩かせてみたりしていました。あるとき、それはまだあのこびとが宮廷にいた頃のことですが、彼が庭までついてやって来たのです。ちょうど、彼と私のすぐ傍に、盆栽の林檎の木がありました。この盆栽とこびとを見くらべていると、なんだかおかしくなったので、私はちょっと、彼を冷やかしてやりました。すると、このいたずら小僧は、私が林檎の木蔭を歩いている隙をねらって、頭の上の木を揺さぶりだしました。たちまち、十の赤い林檎、二個の青い林檎が私の頭の上に落ちかかりましたが、これがまた酒...
私の頭の上に落ちかかった林檎のうち、数が少ないほうを教えてください。
私の頭の上に落ちかかった林檎のうち、数が少ないほうは青い林檎で二個です。
JCRRAG_014398
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杜子春の体は岩の上へ、仰向けに倒れていましたが、杜子春の魂は、静かに体から抜け出して、地獄の底へ下りて行きました。 この世と地獄との間には、闇穴道という道があって、そこは年中暗い空に、氷のような冷たい風がぴゅうぴゅう吹き荒んでいるのです。杜子春はその風に吹かれながら、暫くは唯木の葉のように、空を漂って行きましたが、やがて森羅殿という額の懸かった立派な御殿の前へ出ました。 御殿の前にいた大勢の鬼は、杜子春の姿を見るや否や、すぐにそのまわりを取りまいて、階の前へ引き据えました。階の上には一人の王様が、まっ黒なきものに金の冠をかぶって、いかめしくあたりを睨んでいます。これは兼ねて噂に聞いた、閻魔大王に違いありません。杜子春はどうなるこ...
閻魔大王に命じられて、一匹の鬼がつれてきた見すぼらしい痩せた馬の数を教えてください。
閻魔大王に命じられて、一匹の鬼がつれてきた見すぼらしい痩せた馬の数は2です。
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むかし、金太郎という強い子供がいました。相模国足柄山の山奥に生まれて、おかあさんの山うばといっしょにくらしていました。 金太郎は生まれた時からそれはそれは力が強くって、もう七つや八つのころには、石臼やもみぬかの俵ぐらい、へいきで持ちあげました。大抵の大人を相手にすもうを取っても負けませんでした。近所にもう相手がなくなると、つまらなくなって金太郎は、一日森の中をかけまわりました。そしておかあさんにもらった大きなまさかりをかついで歩いて、やたらに大きな杉の木や松の木をきり倒しては、きこりのまねをしておもしろがっていました。 ある日森の奥のずっと奥に入って、いつものように大きな木を切っていますと、のっそり大きな熊が出て来ました。熊は目...
猿とうさぎの相撲と、鹿と熊の相撲の取り組みの違いを教えてください。
金太郎がみんなですもうを取ろうと言うと、熊が手で地面を掘って、土俵をこしらえました。 猿とうさぎが相撲を取り組んで、鹿が行司になりました。うさぎが猿のしっぽをつかまえて、土俵の外へ持ち出そうとしますと、猿がくやしがって、むちゃくちゃにうさぎの長い耳をつかんでひっぱりましたから、うさぎはいたがって手をはなしました。それで勝負がつかなくなって、どちらもごほうびがもらえませんでした。 一方、次はうさぎが行司になって、鹿と熊が相撲を取り組みましたが、鹿はすぐ角ごと熊にひっくり返されてしまいました。
JCRRAG_014400
国語
さて子どもがふたりで自転車屋をあずかるというのはうれしいような、だが変てこなものだ。いったい何をしていたらいいのだろう。ふたりはだまって店にならんだものをみまわしてみる。ピカピカ光る新しい自転車。天井につるしてある古自転車の車体や車輪。棚にならんだ、美しい自転車油とゴムのりのかん。柱につるされたチェーンのたば。油と鉄さびでよごれた修繕台、道具箱等々。こんなものをみんなふたりがあずかったのだと思うと、胸がわくわくするのである。 ふたりはひっそりしていた。子どもを失った二羽のはとのように。こんなこと、はじめなければよかった。でもいまさらやめてしまうわけにもいかない。なあに、パンクくらいなおせるのだ。 それからどれだけ時間がすぎたろう...
なぜふたりは時間が経つと退屈を感じるようになったのか。
パンク修理の客がなかなか来ず、やることがなくなったため。